ひさしぶりにおじいとおいちゃんの話。 | イタリア・フィレンツェでいまを生きる

イタリア・フィレンツェでいまを生きる

ハッと気づいた事、日々のこと。
ちょっと特別なことなど書いています。職業は「ぴろこ」です。


おはようございます~~!!

今日10月1日は私の心のお父さんの命日です。
心のお父さんってね・・・
実家の隣に住んでいたおじさん。

いつも「おいちゃん~」って呼んでいました。

よくよく考えるとね・・・(いや、考えなくても!)
ここのモシモシのパパ、つまり舅、つまりおじいって
おじちゃんとすっごーーーーく似てるんです。


常にニュースを見て世の中のことを神かのような目線で心配している
すっごいきれい好き
すっごい几帳面・神経質(笑)
他人にも厳しいけど自分にもすっごく厳しい
身内は宝。身内がひどい目にあったらコテンパンにやり返しに行く
飛び抜けて頭がいい
人の本質をひと目で見抜く
食材は最高級のものしか買わない
安売り全く興味なし
妻のことを深く愛しすぎるがゆえにきびしー!


そして・・・

優しい!


それでもって・・・
私のことがだーーいすきだと思ってくれている。





そんな人たちに囲まれてここに存在できるのは本当にありがたいことです。


よくよく考えなくても・・・
おじちゃんが「イタリア行って見たいもん見て来!」

と背中をバシーッと押して見送ってくれたんです。


イタリアに旅立つ日に、
ビニールで出来た小さくなる雨合羽を手に握らせて
タクシーを呼んでくれたのを一生忘れることはできません。




大事に大事にしてくれて、
小学生の時から呪文のように唱えていた

「おいちゃん、私の子供抱っこするまでは死んだらあかんで!」


というセリフをず~~っと繰り返していたのですが
その私の願いをちゃんと叶えてくれました。


生真面目なんやから・・・!(涙)


ムスメを生んだのは日本で、2006年の4月1日だったのですが、
退院してすぐにムスメを抱いてくれて、
すごいなぁ、ちいさいなぁ、でも重いなぁ・・・と・・・。


その時の写真を見ると、おいちゃんがガリガリに痩せていて
今にも消えてしまいそう・・・と怖かった気持ちだったのを
はっきり思い出すことができます。


そして・・・7月にモシモシが私たちを迎えに来てくれて
イタリアでの新しい生活が始まり・・・
9月の末にパリの姉達と旅行をしている時に、母からおいちゃんの危篤の知らせが入って、ムスメとそのまま日本へ向かいました。



病院に着くとおじちゃんはまだちゃんと息をしていて、
私が来たよ~~~~と叫ぶとふかーく息をついて落ち着いたのが見て取れました。
7月の時よりもさらに痩せていました・・・


それからできる限り付き添って・・・
何度か持ち直して・・・


10月1日に旅立ちました。
ムスメが生まれてからちょうど6ヶ月。


ちゃんとムスメを抱っこしてもらえて、家族揃った姿を見てもらえてから・・・
お別れが来ました。








おじいとはどれくらいの時間を過ごせるだろう?
毎日愛のある「イケズ」をされてますが(笑)
こういう普段の日常をしっかり味わいたいなぁと改めて思います。


おいちゃんにはずーーーっと子供のように、いや、それ以上に甘えさせてもらって、
おじ孝行が出来ていたとは思えないので、
おじい孝行をしたいと思います。


とはいえ・・・現実には私が支えて貰ってばかりー!



今日は目を細めながら

おじい2おい!ムスメが今日なんていうたと思う?
rumi-ehehe何々?
おじいまたマンマ(私のことね)が日本に行くらしいけど、お前は大丈夫か?って聞いたらな、
rumi-mu---nうんうん
おじい2しばらく間を空けて、エンジョイするに決まってるやーん!!!って言いよった~~ギャハハハハハ!!!






と、ムスメの答えに大受けしてました。
〔そら、私がおらんかったら好きなだけゲーム出来るもんね・・・rumi-ase

って言うか・・・・ムスメとモシモシ両方のことを頼める存在がいてくれるということだけでも、奇跡に近いありがたさ・・・!


あぁーーー!ありがとう…>_<…







そして、ムスメよ・・・おじいのツボを押さえてるな~~と感心しました。


ブラックな返しが大好きなフィレンツェ人・・・
これまたおいちゃんが大好きやった
大阪人のブラックさ、ほげた(イケズ)と重なるんですわ!

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なんだか、おいちゃんからおじいへとバトンタッチされたような。
不思議な感覚です。

彼らのような近しい心強い存在がある心強さ・・・
守護天使のようだなぁと有り難く思っておりますよ。




あ、今思い出したけど・・・
ムスメが4歳の時の話ある夕方ムスメをおじいに見ててもらった次の日に


おじい2昨日な、ムスメがテレビ観るのやめてmusume3「なぁ、ノンノ(おじいさん)って私が大きくなった時に生きてるん?」
おじい「さあなぁ~それは神のみぞ知る・・・やけど、まぁ生きてへんかもな!」
って答えたんやんか・・・
そしたら・・・
しばらく黙ってmusume2「ま、えっか!」と吐き捨てるように言うて、速攻テレビにのめり込んでてそのテンポが余りにもおかしくてもう七転八倒して笑たわ~~~!!

・・・・なんて言ってたけど・・・
未だに密かに気にしてそう~~~~~~

そろそろ、言霊マジックのアップデートしといて欲しい・・・頼んだ!ムスメ!







とにもかくにも・・・おふたりとも、心から尊敬して敬愛しております~~~~~rumi-ninmari

これからも現実で、天から、見守ってくださいませ。



感謝を込めて・・・




I love you!!!!!