これは非常に興味深い戦いで
フォーカスの性能対決という視点でも観察することが出来ます。
どちらのフォーカス(目標に照準を定める方法、またはその過程)
の方が効果的だったのかが分かる一戦であり、ひとつの歴史的結末を見ることが出来ます。
チャンピオン井上選手はナチュラルボーンボクサー。生まれついての拳闘家。
アマチュアでは異様な実力の父に幼少期から指導を受け育ち弟も世界チャンピオン。
数々の強豪や伝説歴ボクサーをその拳で屠ってきました。
対する中谷選手はお好み焼き屋の息子ながら
ボクシングに目覚めてすぐ単身言葉も話せないのにアメリカに渡り
ボクシングしかできない環境に身を置くことでそれ以外を排除してきました。
名伯楽と名高い世界的名トレーナーのルディ・エルナンデスに鍛え上げられ
日本人離れした多彩で破壊的なファイトスタイルを手に入れます。
そして気になる両者のプロ戦績ですが互いに32連勝。
井上が32勝27KO、中谷が32勝24KO(いずれも無敗)
生まれつきボクシングに恵まれた環境か(井上)
強制的に自らをその環境に追い込んだ者か(中谷)
環境・才能に恵まれながら自らは努力の天才と語る井上選手か
身体能力にアドバンテージがあり、かつ世界的名トレーナーに鍛え上げられた中谷選手か
どちらが勝つのかは時の運もありますが
これまで過ごした時間の濃密さが、この勝敗を分けます。
5月2日、楽しみだなあ・・・