7月にせっせか書いた高段位試験(八段)の結果が今日届きました。
5段まで最速で5年、普通だと8年かかるとのこと。
そこから年1回の試験落ちずに6段、7段、8段と昇段したとして、11年かかる。
気合入れて8年という計算。
7年でゴールしました。
おっ!結構ハイペース!!
ゴールといっても、月々の課題も提出しますし、勉強もします。
不得意な字体もありますし。
生徒達に「先生、下手になった!」と言われないようにがんばります。
2週間しか書く日が無かったのでギリギリでした。今みると、まだまだクオリティ上げられたなーと反省ですが、結果オーライです。
あまり見せられる内容ではない作品もありますが、記念?!にです。
あ、抜群にうまく書けない理由。
課題の半分はお手本が無いんです。
モノによっては書いたこともない文字もありました。
というのも、七段までは昨年度の1年で習った課題が出て、条幅の楷書だけ手本なしでがんばる!だった気がします。
八段
お手本が半分もないし、
中筆の楷書、行書の14文字ずつだし
条幅なんて、、、、
たまたま運が良かったことに、六朝体が好きな字体なので、苦にならなかったこと。
でなければ、ギブアップでした。
条幅行書は何が正解かわからないので勢い!だけでしたが。
楷書
楷書は基本中の基本なので。
こちらも大丈夫。
還を書いたことないで苦戦しました。
行書は楷書よりから草書よりまで、幅広いので全体の統一!を意識しました。
草書は書いたことあったので、その時の感覚で。
大好きなはずの隷書
最近書いてなかったので、難しかった。
色気がだせずに苦戦しました。
文字数もですが、もともと中筆が苦手ですし、書いたことない文字が多すぎ!
いい勉強になりました。
ここ1年でやっと理解できてます。
ひらがなは難しい!
篆書は辛うじて
好きになれない、、、、
六朝体は好きなので、数枚で完成。
ただ、書き込んでる感じがないので反省。
古典は筆運びを優しく、柔らかく、軽くを意識して集中して書きました。
六朝体で纏めたとはいえ、大変でした。
バランスが大事なので。
一文字一文字を何度も練習しました。
崩しすぎないように、堅くならないように。
条幅らしさをだしながら。
墨継のバランスを取るのも難しかったです。