大晦日となりました。明日書けばあいさつも新年明けましておめでとうございます、という感じになりますが、まあ今年のうちに、ということで。

と申しますのも、先週あたりから風邪ということで寝込んでおり、先週号もお休みさせていただいたわけですが、にしても様子がおかしいと思って27日に大学病院であらためて診察をしてもらったところ、肺炎と判明して即入院となってしまいました。で、今も病院のベッドの上で書いているわけです。こんな辛気臭い状況を新年から書くのもなんなので、バタバタと本日書いている次第です。 

診察室で即入院と言い渡され、いったん家に帰って荷物を、、、とか言う間もなかったので、初日は夕方家族が来てくれるまでジーンズでベッドに横たわる、という状況でした。

言っちゃなんですけどね、先週の金曜日(発熱初日)のクリニックで、インフルエンザ陰性だし風邪でしょう、というのはまだわかる。でも、今週月曜日の別のクリニックにあらためていって、そこで聴診器も当てずに、風邪でしょう、はないんじゃないかと。

結構ひどい悪寒と、熱も月曜段階(発熱4日目)でも38度以上でしたので、素人だってただの風邪じゃない可能性を疑うはず。やる気がないのか実力がないのか、まったく信用なりませんね。
というわけで、本日、人生初の入院体験4日目となっております。で、このまま病院での年越しが確定しているわけであります。
で、ようやくこれくらいのことを書ける程度には回復してきました。

 さて、年末にかけて、小型株が上昇したのはうれしかったですね。業績が堅調なのに株価は下がりっぱなし、ってよくありますが、PERでは本当に割安なところまで下がりました。中長期で構えていれば、業績拡大にともなって株価は最後はなんとかなるように思います。やたらと人気のあるとき(変な高値)に買うとしんどいですけどね。

 来年の株価見通しは楽観的と当欄で何度かかいていますが、それは変わりません。ただ、米国の大手金融機関も軒並み楽観的な見通しを立てているようで、そこがちょっと不安であります。コンセンサス予想は当たらないので。まあそれはひとまずおいておいて、米大統領選というビッグイベントにつき、不透明要因とか言い出すときりが無いので、プロとしては不透明と言わざるを得ないものの、それで煙に巻くような予想は言いたくないですね。

前々回のトランプ、前回のバイデン政権発足に向けては減税、大幅財政出動がテーマになりました。今回もまずは財政政策に注目するのが肝心かと思います。高金利下で緊縮財政を積極的にとるようだと、株価や経済は望み薄といえると思います。逆にいえば、派手な財政出動はなく、緊縮財政でもないのであれば、ニュース的には選挙に際して政策論議等、様々な報道や思惑は流れると思いますが、マーケットへの影響はニュートラル、とみていいと思います。

というわけで、人によるそうですが肺炎はなかなかきついですね。さすが入院。
皆様にはよいお年をお迎えください。