ゴルフ場で刈り取られた芝からバイオエタノールを製造する新技術を、
岐阜大の高見澤一裕教授(環境微生物工学)らが開発した。
1カ所のゴルフ場から車2台の1年分の燃料を生産でき、
秋にはベンチャー企業が実証プラントの運用を始める。
仙台市で27日から開かれる日本生物工学会で発表する。

 バイオエタノールはトウモロコシやサトウキビを原料に実用化された。
しかし食料用作物と競合し価格高騰を引き起こしたため、世界で非食用植物の利用が研究されている。

 研究チームは、ゴルフ場で使うコウライシバ、ベントグラスなどの芝に着目。
セルロースなどの繊維が多いため酵素で繊維を糖に変えた後、発酵させる必要がある。

 チームは、数十種類の酵素からアクレモニウムセルラーゼ、エンドグルカナーゼという2種類の
組み合わせで高効率で糖に変換する方法を開発。
芝1グラムから約0.15グラムのエタノールを生産することに成功した。

 18ホールのゴルフ場で1年間に刈る芝は乾燥重量で約18トンとされ、
試算ではガソリン約2300リットルに相当する2.7トン以上のエタノールが作れる。
年間1万~1万5000キロを走る車2台分の1年間の燃料を賄える。

 事業化を担うベンチャー企業、トゥービー(三重県亀山市)は、
農水省などが掲げる目標単価1リットル100円を下回る1リットル90円以下と見込む。
ゴルフ場1カ所ずつに小型プラントを置く案や、数カ所のゴルフ場で共同運営プラントを
設置する案を検討中で、自治体が収集した道路の雑草の利用も視野に入れる。

 高見澤教授は「芝を廃棄物として焼却すると、最大で年に1000万円もかかる。
廃棄物を処分しつつ、バイオエタノールも生産できる」と話している。【奥野敦史】

YAHOO記事抜粋より




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