「あれでスロープレー(による1打罰)を取られたら…」
2013年の全英オープンゴルフの3日目。
スロープレーで1ペナ(1打罰)を取られたことに対して、
松山英樹選手は、インタビューで悔しさを顕わにしていました。
15番にグリーン上でのスロープレーに対して警告、
17番でショットを含めたトータルのスロープレーによる1打罰。
まず、松山選手の組み全体が、
大会が定めた3時間41分でホールアウトするという
タイムテーブルから15分遅れていたためプレー計測対象に。
計測中の15番ホール。
松山選手はファーストパットを打つのに1分12秒。
計測された場合、最初に打つプレイヤーは50秒以内、
2人目は40秒以内にプレーしなければいけない、
という基準がある。
松山選手のプレーはその基準をオーバーしていたので、
警告を受けた。
その警告を受けた後、
17番のセカンド地点で
「ショットまでに2分12秒かかった」として、
スロープレーで1打罰を科せられた。
17番はティーショットをラフに入れてしまい、
ショットに時間がかかったのはしょうがないと思うのですが…。
同伴プレーヤーのジョンソン・ワグナーの松山を擁護(動画)▼
う~ん、テレビを観ている私たちには全く分かりません。
もっとも、
スロープレーに対して審判はどんどん厳しくなってきている。
という世界的な流れはあるみたいです。
最近では、
2013年マスターズでグァン・ティンラン(中国)選手が
同じくスロープレーで1打罰を受けました。
松山選手もグァン選手もアジア人ということで、
ツイッターなどでは「アジア人を狙い撃ちか?」
などと言われていますが、
実際、どうなんですかね…。
まあ、なんにせよ、松山英樹選手のスコアはまだ+3です。
4日目は気持ちを切り替えて、良いゴルフをしてもらいたいですね。
■ スロープレーの一般的な基準とは?
・
基準としては前の組と 1ホール以上開いた時点
・その後計測がなされ、遅れが認められた選手には
ペナルティーが科される
・それが全員であれば全員ですし、1人であれば1人に対して
ということで、
今回の全英オープンでは松山英樹選手1人に対して1打罰の
ペナルティが科せられました。
■ 全英オープンゴルフでのスロープレー基準
・3時間41分でホールアウトという大会基準
・遅れている場合は「プレー計測対象」に入る
・計測された場合は最初に打つプレイヤーは、50秒以内、
2人目は40秒以内にプレー
・上記のプレー時間をオーバーした場合は1打罰