とっとり旅。雪積もる白狼伝説の株湯。

白狼伝説 三朝温泉の由来 長寛三年といいますから今から八五〇年以上昔のお話しです。牛若丸のお父さんである源頼朝は平清盛との勢力争いの合戦に敗れました。そのため牛若丸はお寺へ入れられお兄さんの頼朝は伊豆へ流され源氏は滅んでしまいました。この戦を「平治の乱」といいます。この頼朝の家来に大久保左馬之佑という人がいました。大久保左馬之佑は源氏の再興を祈願するために全国の神社仏閣を訪ね歩いておりました。ある時山陰の霊場三徳山に参詣にやってまいりました。三徳山へお参りの途中、三朝の里に入ると突然一匹の歳を取った白い狼が左馬之佑の前に現れました。「おお、狼だ」おどろいた左馬之佑は思わず持っていた弓に矢をつがえ狼を射殺そうとしました。しかし「白い狼は、もしや神仏の使いかも知れぬ」と思い直し左馬之佑は黙ってそのまま狼を逃がしてやりました。その夜左馬之佑がうとうととまどろんでおりますと「我は、妙見大菩薩なり。よく我が使いたる狼を助けてくれた。生き物を思いやるやさしい心根も見えたり。今日、白い狼に出会った辺りに、大きな古い楠の木の根株がある。そこを掘るがよい。ただちに霊泉がわき出るであろう。病気やけがに苦しむ者を救ってやるが良い」目覚めた左馬之佑は今見た不思議な夢は正夢にちがいないと心に深く思いました。翌朝左馬之佑は妙見大菩薩のお告げの場所に行ってみました。するとお告げの通り大きな楠の株がありました。左馬之佑は思い切って根株のあたりを「えいっ」とばかり掘ってみました。するとどうでしょう!お告げの通り透き通って輝くような湯が湯気をあげてこんこんと流れ出てきたではありませんか。左馬之佑は早速村人たちにこの事を教えて病気やけがで苦しむ人々に役立てました。村人たちは左馬之佑と白い狼に感謝し湯の出た場所を「株湯」と名付けました以来株湯からは温かい湯が沸き続け多くの人を癒し続けています 日本遺産より

三朝温泉では三朝温泉観光案内所で教えていただいた3つの温泉宿へ。最高でした!!

 

 

 

 

 

 

 

 

三朝温泉はラジウムを含むことで知られる日本一のラジウム含有量を誇る放射能温泉です。ほんの少しの放射能はいいみたく微量であれば生命活力を刺激し健康に良いという。これはホルミシス効果と言われ人間の本来持っている免疫力のことで、例えばけがをすると自然に治っていくような感じでこれを自然治癒力という・・・力を高めかえってそれで治療効果を求めてやって来るという事で健康に良い温泉なんだそうです!