「この工房さんはこだわってはる」って・・・?
先日アイアンのリシャフトを承ったお客様から伺ったお話です。
当工房ではアイアンを作る、リシャフトをする、と言うときにどうやってそのシャフトを選ぶか、というと
1週間掛りです。
その方に対して重量と硬度のマトリックスから「ストライクゾーン」に入るであろう候補のシャフトを装着した試打クラブを数本貸し出し、
広い練習場で実打テストを1週間かけて行って頂きます。
4回練習場に行ってください、とお願いするのですが、1日おきで行ければ大体1週間。
そのお客様もお貸出しした数本の試打クラブを持ってレッスンを受けておられるコーチの元で見て頂きながら試打テストを行って下さったそうです。
当工房(というよりウチの師匠とその門下店共通)の仕事の大きな特徴の一つとして「スパインアラインメント」という作業があります。
シャフトと言うのはスチール、カーボンに限らず360度方向の中で曲げ硬度に偏り(曲がりやすさの差)がありますのでその硬度分布を検出し、そのヘッドに対してどの向きにシャフトを装着すると良いか、を考えるノウハウなんですが、
これを施すとシャフトのステンシルの向きとの整合性はほとんど無いので、例えばモーダス3のように大きな赤いステンシルが入ったシャフトだとその向きがランダムになります。
そのお客様のコーチは彼が持参したウチの試打クラブを見て、さらには僕がコーチという人々に対して申し上げた辛口の言葉を彼から聞いて「このお店はこだわって仕事したはるから、」と仰ったそうです。
僕はゴルフのレッスンコーチという職種の人から一般人である生徒の彼に発せられたこの言葉にクラフト業界(ゴルフ用品業界)の根本的問題が浮き彫りになっているように感じました。
私共ゴルフ工房、ゴルフクラフトマンは「そのお客様」からオーダーを頂き「その客様」が最も使いやすいクラブを仕上げて納品するのが仕事で、それが故にお代金を頂けるのです。
そのクラフトマンが「こだわって」仕事をしてない方が大問題、「そこまでこだわって仕事してない」クラフトマンがお客様から代金を受け取っているっておかしくないですか?
ゴルフ業界で飯食ってる人の中に「こだわって仕事してる工房」と「大してこだわらずに仕事している工房」の二つの概念がぞんざいすること自体おかしいでしょ!
ゴルフクラブは減点法です。
そのプレイヤーのためにあらゆる点が完璧に仕上げられていて初めて「当たり前(やっと100点)」の姿なんです。
だから「良いクラブ」というのは存在しないんです。
110点、120点のクラブは無いんです。
「当たり前の状態からこれが出来てない、それが出来てない、」という「当たり前より悪いクラブ」しか存在しないんです。
如何に100点に近づけられるか、それが「当たり前」の仕事で、こだわってるわけでもスゴイことやってるわけでも無いんです。
「当たり前」のクラブがその方にとって最も打ちやすいクラブなのは当たり前なんです。
その「当たり前」に近づくために「0.1」単位の精度で計測できる計測器を揃え、「0.1」単位の計測が出来るスキルを学び、「使いやすいクラブとは」という命題に立ち向かっている、というだけなんです。
ゴルフクラブ製作に関するあらゆる作業は「正確に測れること」が全てのスタートです。
正確に測れずしてどうして正確に「当たり前のクラブが作れるんですか?
当工房ではアイアンを作る、リシャフトをする、と言うときにどうやってそのシャフトを選ぶか、というと
1週間掛りです。
その方に対して重量と硬度のマトリックスから「ストライクゾーン」に入るであろう候補のシャフトを装着した試打クラブを数本貸し出し、
広い練習場で実打テストを1週間かけて行って頂きます。
4回練習場に行ってください、とお願いするのですが、1日おきで行ければ大体1週間。
そのお客様もお貸出しした数本の試打クラブを持ってレッスンを受けておられるコーチの元で見て頂きながら試打テストを行って下さったそうです。
当工房(というよりウチの師匠とその門下店共通)の仕事の大きな特徴の一つとして「スパインアラインメント」という作業があります。
シャフトと言うのはスチール、カーボンに限らず360度方向の中で曲げ硬度に偏り(曲がりやすさの差)がありますのでその硬度分布を検出し、そのヘッドに対してどの向きにシャフトを装着すると良いか、を考えるノウハウなんですが、
これを施すとシャフトのステンシルの向きとの整合性はほとんど無いので、例えばモーダス3のように大きな赤いステンシルが入ったシャフトだとその向きがランダムになります。
そのお客様のコーチは彼が持参したウチの試打クラブを見て、さらには僕がコーチという人々に対して申し上げた辛口の言葉を彼から聞いて「このお店はこだわって仕事したはるから、」と仰ったそうです。
僕はゴルフのレッスンコーチという職種の人から一般人である生徒の彼に発せられたこの言葉にクラフト業界(ゴルフ用品業界)の根本的問題が浮き彫りになっているように感じました。
私共ゴルフ工房、ゴルフクラフトマンは「そのお客様」からオーダーを頂き「その客様」が最も使いやすいクラブを仕上げて納品するのが仕事で、それが故にお代金を頂けるのです。
そのクラフトマンが「こだわって」仕事をしてない方が大問題、「そこまでこだわって仕事してない」クラフトマンがお客様から代金を受け取っているっておかしくないですか?
ゴルフ業界で飯食ってる人の中に「こだわって仕事してる工房」と「大してこだわらずに仕事している工房」の二つの概念がぞんざいすること自体おかしいでしょ!
ゴルフクラブは減点法です。
そのプレイヤーのためにあらゆる点が完璧に仕上げられていて初めて「当たり前(やっと100点)」の姿なんです。
だから「良いクラブ」というのは存在しないんです。
110点、120点のクラブは無いんです。
「当たり前の状態からこれが出来てない、それが出来てない、」という「当たり前より悪いクラブ」しか存在しないんです。
如何に100点に近づけられるか、それが「当たり前」の仕事で、こだわってるわけでもスゴイことやってるわけでも無いんです。
「当たり前」のクラブがその方にとって最も打ちやすいクラブなのは当たり前なんです。
その「当たり前」に近づくために「0.1」単位の精度で計測できる計測器を揃え、「0.1」単位の計測が出来るスキルを学び、「使いやすいクラブとは」という命題に立ち向かっている、というだけなんです。
ゴルフクラブ製作に関するあらゆる作業は「正確に測れること」が全てのスタートです。
正確に測れずしてどうして正確に「当たり前のクラブが作れるんですか?

