三浦PP9005ジェネシス予約受付
三浦技研から初の複合ヘッドとして注目を集めたPP9005プレミアム
ヘッド単体定価27000円(#5~PW/6個セット162000円)と大変高価でしたが大人気でした。
ただ、やはり「三浦の粋を結集した」だけあって材料、工程、仕上げなどが高コストであり、デリバリーのスケジュールも厳しかったようで、販売終了とし新しい後継モデルが発売になります。
PP9005ジェネシスです。
全体のシェイプ、ロフトや重心などの基本設計・仕様はそのままに一部の材料や仕上げの変更をし、価格も抑えて供給態勢を整えられたようです。
#5~PW/6個セット定価120000円(税別)
フェイス素材はマレージング鋼(455カーペンター特殊鋼)を使用し、より初速を高めています。
仕上げは三浦の伝統であるWニッケル・クロムメッキのサテン仕上げ。
当工房が注目した点は基本仕様のヘッド重量。
前モデルがシニア層、女性層を念頭にストロングロフトとの兼ね合いも合って少し長めのバランス軽めに組むことを想定した重量設定でしたが
おそらく実際にはもっと若い年代層やスチールシャフトを使うヒッター層からのオーダーが多かったからではないかと思いますが、ほぼ標準重量に近い重量設定にしています。
ロフトと長さ(=言い換えればヘッド周速)の間にはクラブとしてその設計性能を十分に果たすための緊密な関係性があります。
この視点からも7番=30度というストロングロフトクラブは標準より少し長めに組んだ方が良いと思いますが、それも1番手分(1/2インチ)長くなったのでは6番ヘッドに7番と刻印しただけのことになってしまいます。
使用者とヘッドとシャフトと仕上がりスペック、という最も重要でクラブの仕様設計の基本となるべき観点からは好ましいことだと思います。
軽いんならネックに鉛詰めたらええやん、と考えて作るのなら話は簡単ですが、この手法が折角の部材、折角のクラブを台無しにする元凶であることはこの場で何度も訴えていることです。
発売開始は来年の1月20日頃とのことですが、おそらく注文殺到して初期ロットはデリバリーの不足が予想されますので本日よりご予約を承ります。
シャフトとヘッドは試打などでジックリ決めるにしても先ずはヘッドを確保しておきたい、とお考えでしたら当工房HP ご参照の上メールにてご用命下さい。
ご検討・ご用命をお待ちしております。
2016年のゴルフルール変更・改訂
いくつかの変更、改訂がありますが、先ず最も大きな話題はアンカーリングの禁止でしょうか。
主としてパッティングストロークに関する条項になると思いますが、
規則14-1b
①クラブやクラブを握っている手を自分の体のどこかに意図的に接触させる
②クラブを握る手を安定点とするために前腕を身体のどこかに意図的に接触させる
この2つの行為によるストロークは「アンカーポイントが存在する」と看做され、ストロークプレーでは2打罰になります。
一つのホールでうっかり複数回この過ちを犯した場合はどうなるのか・・・
条文には罰打数の上限についての記述がありませんので違反回数×2打罰と判断するんでしょうね。
但し、クラブやクラブを握っている手をもう片方の手または前腕に接触させるのはOK。
右手でグリップエンドを持ち、左手でグリップの先側を持ち、右手を左手の前腕に押し当てて固定するのはOKということになります。
シンゴスタイルはOKなんですね。
因みに肘から上の上腕を脇~胸に固定して前腕はどこにも触れていない状態(=グリップがずいぶん前に出た状態)で構えてみると・・・
グリップと球と目が一直線上になり、球が見えなくなって構えられません(;^^A
これも私たちアマチュアゴルファーにも大いに関係することですが
規則14-3
人工の機器と異常な携帯品、携帯品の異常な使用
プレーの判断やプレー(ストローク)そのものに影響を与えたり補助をするような機器の使用および通常の携帯品の異常な方法での使用を禁じる条項です。
変更前はこの違反は直ちに競技失格でしたが、変更後は1回目の違反は2打罰、2回やったら失格、と変更されました。
距離を測る電子機器や小型のナビゲーションなどが発達したことで「使用を許可されている」と勘違いするプレーヤーが多くなったのかもしれませんね。
この条文の中にゴルフの本質を語る一文があります。
「ゴルフはその成功がプレーヤーの判断力、技術、能力によって決まるべき挑戦のゲームである」
こざかしいマネは止めて正々堂々とやりましょうよ、っていうことですね。
因みに、タオルやハンカチを通常の目的(汗を拭く)で携帯することは許されていますが、このハンカチをグリップに巻きつけて滑り止めにしてショットを打った場合、違反でしょうか?
答えは無罰。14-3cにそう規定されています。
この他、ここ数年の放送や報道のメディアチャンネルが多様化し、詳細化したことからTVの視聴者から委員会に罰打があるとクレームが入り、選手が故意ではない過少申告~競技失格に問われる事態が多くなったことへの配慮かな?と思う点が
規則6-6d例外
競技者が罰を受けていたことを知らずにその罰打を含めずに真実より少ない打数のスコアカードを提出した場合、競技失格とはせず、該当ホールのスコアに該当の罰打を加算し、さらに6-6dに違反の罰打2打を加算する、というものです。
故意に過少なスコアを申告する(サクブンなんて言いますが)のはゴルファーとして、人間として失格の行為ですが、そうではない善意とスポーツマンシップ、ゴルファースピリッツに則ってプレーした選手を本人の関知できなかった事実を理由に失格にするのは公正の理念に照らしても酷な話だと思っていましたので、これで選手たちは少しは伸び伸びプレーできるのではないでしょうか。
ルールは縛りだ、と考えておられる方も多いようですが、ルールは僕は救済だと思っています。
「自分に有利にふるまわない」がゴルフの基本理念の一つですが、ルールに正しく則れば結果的に無駄な打数を打たずに済んだり有利に働いたりすることもあります。
ポケット版を是非キャディバッグに入れておきたいものです。プレー中に起きた事象について「?」っと思ったらすぐルールブック。
知識が身についていくと思います。



