クラブ職人の徒然草~2 -458ページ目

関東出張第一日

今日は関東全域が雨。

少しでも避けようと昨夜のうちに那須高原まで来ました。

お宿は一番高いところにある自家源泉掛け流しのホテル。

林の向こうの雲の下には麓の街が隠れています。

もう紅葉が見頃です。

出張休業のお知らせ

毎年恒例になりました。

 

関東の顧客様との商談出張です。

 

10/16(日)午後~10/20(木)工房を留守に致します。

*17(月)、20(木)は定休日です。

 

毎回、事前にいろんなテーマでディスカッションをし、

それを基に「ネタ」になるクラブを持参し、

オーダーを頂戴いたします。

 

今回は製作が決まっているアイアンセットのシャフト決めのための試打、

ドライバーシャフトの試打、

オリジナルウェッジのプロトタイプの試打と仕様の検討、

以上がメインテーマです。

 

ゴルフやクラブの事だけでなく、様々な方面の社会勉強もさせていただける貴重な時間。

 

この仕事に就いてから出会えた人間関係の「奇跡」に感謝するばかりです。

 

専門バカ(=業界バカ、井の中の蛙)にならぬこと

10年前に今の工房店を開くとき心に決めたこと

 

それは「専門家バカ」にならない。ということでした。

 

 

当ゴルフピットは作って並べて売っているクラブは1本たりとてなく、

 

お客様お持込みのクラブの調整や各パーツを一から選んで作らせていただく完全な「工房」。

 

クラブメイキングの専門店です。

 

 

どの業界にも必ずあって、そこに行って苦々しい経験をされた方は多いと思うんですが、

 

専門用語しか使わなかったり、「こんなことも分かってないの?こんなことくらいは分かってるんでしょ?」的にコンセンサスがない客には上から目線で応対する店。

 

そんなことくらい分かってる専門家なら最初からテメェの店になんか来ねぇんだよ!

と言い返したくなるような、客がなんだか惨めな思いをする店。

 

 

難解な専門的な事を誰にでも理解できるように説明できるのが専門家で、お客様を大事にするってそういうことが第一歩だと。

 

当工房は「ゴルファーのためのクラブ専門店」です。

 

ゴルファーという定義にスキルレベルはありません。

 

ルールとマナー(自分以外の人や物に対し、自分よりそれらを優先して心配りをすること)を重んじ、自分に与えられた環境のなかで真剣に「ゴルフ(プレーだけに限らない)」を楽しむ人。

 

僕はゴルファーをこう定義付けます。

 

ですから、プロだろうが片手シングルだろうが、この定義に当てはまらない人のオーダーは受けません。

 

僕自身もお客様から「工房だか専門店だか知らんけど、客を大事にせぇへん店は商売人失格やろ。お前みたいなもんに誰が頼むか!」

と言われないよう自らを顧み続けます。

 

因みに、よく申し上げることは、私どものようなクラブ専門店が最も貢献できるのはプロや上級者ではなく、

これからゴルフを始める方、始めて間もない方、上達を真剣に目指して仕切り直しをしたい方。

そういう方々にこそ私どもの知識・経験・技術はお役にたてると思っています。

 

ウチは建物の2階にあるので階段はしんどいですが敷居は低~いですから、是非ご相談にお越しください。

 

正しいスイングで正しい球を打つ、のにクラブの側で解決しておかなければならない問題はクラブで解決すべきです。

それを人間の側で解決しようとすると「モノサシ」が無くなるので人間は迷いの森に無駄に彷徨うばかりになります。

 

正しくフィッティングされたクラブをモノサシにするからこそ正しいスイングが得られ、正しいショットが得られる。と僕は信じています。