Max Soul M558 ドライバー試打インプレ
神奈川県の地クラブメーカー MAX SOULさん
新発売のM558ドライバーの試打を作り、今日現地試打してきました。

出荷の時にソール刻印のピンクを脱色してくれ、とのリクエストはキョヒでした。
ソールのトゥ側をカーボンにして、クラウンを0.5mmという極限の薄さにし、
リーディングエッジ際のスピードポケットも入れてヘッド全体でたわんで飛ばす設計、
フェイスにスピン最適化のミーリング、
重心位置最適化のウエイトビス、
この2つの「最適化」工夫は功を奏していると思います。
シャフトはスピーダー・エボリューションV-569-SR
45.25” D-2.5 振動数246cpm
先ず、打球感がとても軟らかく、球がフェイスに、というよりヘッドに食いついてから飛び出していく感覚があります。
打球音は素材複合ヘッドの場合、籠り系で大人しいか、金属音系でやかましいかのいずれか、という場合が多いんですが、これは前者で程よい心地よさ。
これはこのメーカーさんの特性ですね。過去のモデルは全てそうでした。
スピン量は多過ぎず、少な過ぎず、という結果だと思います。
ロフトは結構立ち目なんですが、丁度良い中高弾道で落ちずめくれずで飛んでいきます。
打ちだし角、打ちだし初速、スピン量の3要素の調和がとれた飛び弾道だと思います。
アドレスの顔もこのメーカーさんの特性で、やや右上が出っ張った「洋ナシ系」

フェイス面の向きがスクエアに見えるので僕個人的には違和感はありませんでした。
このヘッドはちょっとだけロフト多い目(0.5度くらい)を選んでやれば、投影面積ほど実質重心距離が長くなくスイング中のフェイスが開こうとするストレスが少ないので、シャフトは自分に合った物をチョイスすればOKだと思います。
「打球感柔らかめで良く飛ぶヘッド」とお勧めできるカテゴリーにまた一つ加わりました。
当工房が「おすすめヘッド」にリストアップする最大の理由は「飛ぶから」ではありません。
飛ぶという評価が世間的には高いのにリストインしていないブランドもたくさんあります。
最大の条件は「数値管理がしっかり出来ている会社であること」。
つまり、フェイス角何度から何度の範囲(許容誤差0.5度)でリアルロフト(ソール基準ではなくフェイススクエア時のシャフト基準のロフト)が何度から何度の間(許容誤差0.5度)のものを納品してください。
というリクエストに応えてもらえること。または、当方でその範囲内に組み立てられるものであること。です。
因みに、角度可変式のスリーブ装着型のヘッドで、ライ角が増えたり減ったりするのは分かりやすいと思いますが、ヘッドの形が変わらないのにロフトが増えたり減ったりするのって不思議・・・って思ったことありませんか?
これは実はここで言うロフトってリアルロフトのことなんです。
フェイスが開くようにシャフトを挿すとソール基準のロフト(オリジナルロフト)は寝ますがリアルロフトは立ちます。
フェイスが被るようにシャフトを挿すとオリジナルロフトは立ちますがリアルロフトは寝ます。
スリーブはこのフェイス角を変えることでリアルロフトを立てたり寝かしたりしているわけです。
スリーブ式ではないネック直接接着のヘッドの場合はネックホーゼル孔の内径とシャフト先端の外径の差(ガタツキ。クリアランス。)を利用して、
必要に応じては切削して広げて、
シャフトの装着角度を振って挿す、という作業をしています。
そんなことをして正確な角度が出せるのか・・・?
出せます。事実出してます。
正しく学んだ正確な技術と、正確に測れる測定器があるからです。
新発売のM558ドライバーの試打を作り、今日現地試打してきました。

出荷の時にソール刻印のピンクを脱色してくれ、とのリクエストはキョヒでした。
ソールのトゥ側をカーボンにして、クラウンを0.5mmという極限の薄さにし、
リーディングエッジ際のスピードポケットも入れてヘッド全体でたわんで飛ばす設計、
フェイスにスピン最適化のミーリング、
重心位置最適化のウエイトビス、
この2つの「最適化」工夫は功を奏していると思います。
シャフトはスピーダー・エボリューションV-569-SR
45.25” D-2.5 振動数246cpm
先ず、打球感がとても軟らかく、球がフェイスに、というよりヘッドに食いついてから飛び出していく感覚があります。
打球音は素材複合ヘッドの場合、籠り系で大人しいか、金属音系でやかましいかのいずれか、という場合が多いんですが、これは前者で程よい心地よさ。
これはこのメーカーさんの特性ですね。過去のモデルは全てそうでした。
スピン量は多過ぎず、少な過ぎず、という結果だと思います。
ロフトは結構立ち目なんですが、丁度良い中高弾道で落ちずめくれずで飛んでいきます。
打ちだし角、打ちだし初速、スピン量の3要素の調和がとれた飛び弾道だと思います。
アドレスの顔もこのメーカーさんの特性で、やや右上が出っ張った「洋ナシ系」

フェイス面の向きがスクエアに見えるので僕個人的には違和感はありませんでした。
このヘッドはちょっとだけロフト多い目(0.5度くらい)を選んでやれば、投影面積ほど実質重心距離が長くなくスイング中のフェイスが開こうとするストレスが少ないので、シャフトは自分に合った物をチョイスすればOKだと思います。
「打球感柔らかめで良く飛ぶヘッド」とお勧めできるカテゴリーにまた一つ加わりました。
当工房が「おすすめヘッド」にリストアップする最大の理由は「飛ぶから」ではありません。
飛ぶという評価が世間的には高いのにリストインしていないブランドもたくさんあります。
最大の条件は「数値管理がしっかり出来ている会社であること」。
つまり、フェイス角何度から何度の範囲(許容誤差0.5度)でリアルロフト(ソール基準ではなくフェイススクエア時のシャフト基準のロフト)が何度から何度の間(許容誤差0.5度)のものを納品してください。
というリクエストに応えてもらえること。または、当方でその範囲内に組み立てられるものであること。です。
因みに、角度可変式のスリーブ装着型のヘッドで、ライ角が増えたり減ったりするのは分かりやすいと思いますが、ヘッドの形が変わらないのにロフトが増えたり減ったりするのって不思議・・・って思ったことありませんか?
これは実はここで言うロフトってリアルロフトのことなんです。
フェイスが開くようにシャフトを挿すとソール基準のロフト(オリジナルロフト)は寝ますがリアルロフトは立ちます。
フェイスが被るようにシャフトを挿すとオリジナルロフトは立ちますがリアルロフトは寝ます。
スリーブはこのフェイス角を変えることでリアルロフトを立てたり寝かしたりしているわけです。
スリーブ式ではないネック直接接着のヘッドの場合はネックホーゼル孔の内径とシャフト先端の外径の差(ガタツキ。クリアランス。)を利用して、
必要に応じては切削して広げて、
シャフトの装着角度を振って挿す、という作業をしています。
そんなことをして正確な角度が出せるのか・・・?
出せます。事実出してます。
正しく学んだ正確な技術と、正確に測れる測定器があるからです。
専門職であることの自覚と責任感と矜持
ゴルフクラブという「物」
物を作るのは簡単です。
必要なパーツは
ヘッド、シャフト、グリップ、ネックセル、グリップ装着の下巻テープ(両面テープ)、
ヘッドとシャフトを接着する接着剤。
これだけあればゴルフクラブの姿をした「物」は作れます。
それがゴルフクラブに求められる「ボールを正確に打てて真っ直ぐ遠くへ(または必要な距離だけ)飛ばせる」という結果をもたらしてくれるかどうか
つまり「道具」として機能するシロモノかどうかは別にして。
しかし、その姿をしただけの物なのか、使える道具なのか
それは見た目だけでは分かりません。
計測してみればある程度の事は判明しますが、それでも十分ではありません。
ゴルフクラブしかり、建築しかり、その姿に完成すると本当はどういうものなのか、が分からない
そういう専門性の高い商品は言い換えればいくらでも手を抜けていくらでもお客様に対して嘘をつける商品です。
だからこそ自分の持ち合わせる「作る」技術と、その前にどう作るのかという「フィッティング・プランニング」技術を常に向上させ、裏付けを持って
そして何より正直、誠実でなければなりません。
そうでないものを悪徳業者と呼び、詐欺師と呼びます。
これは一重にその者の志の問題であり、矜持の問題です。
今日、お客様のご依頼でその方が参加しておられる異業種交流会にゲストとして参加させて頂きました。
各業種の企業代表者の集まりで、皆さん「専門家」です。
お話を伺っていて、同じ価値観、同じ意識、同じ矜持を持った文字通り「同志」がいるのだという事を嬉しいなぁ、と感じていました。
信頼できる人の口から伝わる情報が良いものも悪いものも一番正確でしょう。
一度ピットに相談してみたら?
そう言って頂けるよう、誰かの役に立つことのできる職人になるように。
想いを今一度強くした朝でした。
