
2024年も気が付けば今日が仕事納めの12月28日になりました。
沢山の「はじめまして」があり、沢山の「お久しぶりです」があり、沢山の「毎度ぉ~」があって
今年も皆様に支えられて一年が暮れました。
僕の仕事は「仕掛けていく」仕事(需要を積極的に創出する仕事)ではなく、
クラブを作る、より使いやすいものにチューンナップする、という事についてのオファーがあって初めてお仕事をさせて頂ける、という生業です。
俺はピットのオヤジに決めてる、という有り難い方、そういやピットがあったな・・・と思いだしてくださる方、ピットにやらせよう、と推薦してくださる方、
クラブは作ってみて初めて答えが出る品物で、しかもほんの僅かな仕上がりスペックの違いで使い心地が割と大きく左右される繊細なものですから
そういう皆様の「期待」に背かない仕事をする、結果を出す。毎年のことながらそのことだけに必死に砕身した一年でもありました。
2007年に阿倍野に工房を開けて15年目。
ゴルフクラブを扱うということはどこまでも奥深く、学ぶべきことは山ほど残っています。
①予想(設計)→②実践(組立)→③検証(お客様のご意見ご感想)→改良④(スペック修正・再納品)
という流れの上で、③でOKを頂ける確率をいかに上げるか(④の段階が不必要になる確率をいかに上げるか)=顧客満足度をいかに高く出来るか、のためにはもっと知識・見識と経験が必要です。
「ゴルフクラブ」という(現代では)デジタルな側面と「人が使う道具」というアナログな側面を寛容柔軟に理解し融合して判断すべき、という課題もあります。
「こういう数字に作ってあんねんからこれでえーねん」では決してなく、かといって「これでえーわ。普通に打てるし」だからといって一定のモノサシを当てておく枠付けをしといてあげないと、日々変わる人間の調子・感覚というもののためにスイングに不調・破綻をきたすことにもなりかねない。
こういう大きな(緩い?)枠付けを常にイメージの中に持って対応できるかどうかも顧客満足度、顧客信頼度の高い仕事が提供できるかどうか、ではないかと思います。
65歳になり「アラコキ」のオヤジですが2025年も相変わりませずご愛顧、ご指導を賜りますようお願い申し上げます。
皆様おそろいで良いお年をお迎えくださいませ。