クラブ職人の徒然草~2 -25ページ目

O'rion(オライオン) HTMB-Sマッスル試打完成


先日の記事でご紹介したオライオンのマッスルバック新モデル

HTMB-Sアイアン

あくまでもマッスルバックのカテゴリーで、どこまで易しいヘッドに出来るか、に挑戦するかのような設計です。

ヘッド重量というのは大体7番=270gプラマイで、前後の番手に大体7gでフローする、という「クラブに組み立てるための必要条件」があります。

そのシバリ•枠付けの中で形状設計を施していくわけです。

マッスル部を出来るだけ下に配置し、バックフェイス中央からも溝状に重量を取り、トップラインにも肉厚を持たせてフェイス上下のスイートエリアを広げ

マッスルバック最大の弱点である「フェイス上部でのヒッティングの弱さ」に対処。

低重心化とワイドソール、大きめのリーディングエッジカットで「マッスル=打ち込ま無ければ芯ヒットしない」という概念を破り、刺さらず抜ける形状。


ややヒール側が低めのフェイスはスイートエリアがフェイス中央下部にフォーカスされている事を物語る。
(従来の古典的マッスルバックは形状と重量の設計の都合上、フェイス中央よりやや内側の少し高いところに寄りがち)

ロフト設定もややストロングで、5番からPWは
24,27,31,35,40,45
となっています。

ワイドソールでバンス角もあるので、48度のウェッジを入れるなら9番とPWを1度ずつ立てても良いと思います。

ヘッド定価は28,000円(税別)。

7番の試打クラブを組みましたので是非一度試打してみてください!


GOLF PIT オリジナルウェッジ ロフト充実!


当工房オリジナルのウェッジ

Type-IR

軟鉄鍛造ヘッドの故郷、兵庫県市川町の工場さんに直接依頼して作って頂いています。

S15Cという炭素含有率の低い、軟らかい打球感と食い付きの良さが特徴の軟鉄素材を使用。

ソール形状とリーディングエッジの形状を当方からデザイン指定していますが、
その狙いは「刺さらず易しく抜けてくれるソール」。

アプローチ下手の店主が如何に易しく使えるか、がテーマです(^⁠_⁠^;)。

GOLF PITの刻印を入れただけの謂わばノーブランド品ですのでヘッド価格も抑えられている事も理由の一つかもしれませんが、

トップアマのお客様にも認めて頂けている自信作で、当店トップセールスです。

元々、Type-Iというモデルを先に作っており、
それをベースに「船の舳先のように芝の波間を抵抗無く抜けるようなソールは出来ないか」をテーマに自分で試作研磨をし(結構な数のウェッジを潰しました)、

リーディングエッジのラインを少し丸みを持たせることとソール側の形状との組み合わせでこのType-IRが生まれました。

顔形状もブレード長、フェイス高さ、ヒール高さ、トップ高さのバランスが良い包み込む感のある顔だと自負しています。

お客様からの要望があり、今回の発注でロフトバリエーションを増やしました。

元々は50、52、56、58だったんですが、僕自身がゴルフを始めてずっとSWは57で今でもそうだというお話をし、私物を打って頂きますと「そのロフトが欲しい」という声は多く、

最近のストロングロフト化に応じて中間的なロフトの要望も多くなり、

という訳で現在では、
48、50、52、54、56、57、58
というバリエーションが揃いました。

どこからでもかかって来なさい!という心持ちです(^⁠_⁠^)

参考価格として、モーダスウェッジとツアーベルベットラバーとの組み合わせで32800円(税別)を申し受けております。

写真は54度ですが、試打クラブは52度と56度をご用意しています。

是非一度、試打してみてください!


ベティナルディパター アンチドート


ベティナルディパターの2025年モデル新作

ANTIDOTE(アンチドート)

最近話題になっている、いわゆる「ゼロトルクパター」。

グリップも含めた完成品としてはトゥが真上を向きますが、パター本体がゼロトルクでグリップが縦長形状でヒール側に重心が寄っていればこれで当然ですね。

ブレードタイプとマレットタイプのうち、ライ角調整も可能なブレードタイプの試打を依頼していました。

フェイス面がシャフト軸より少し前に出ますが、シャフトプル角(シャフトの前傾角)はゼロだそうです。

アドレスではブレード上の縦ラインを自分の正中線に合わせると最も転がりが良いと思います。


専用ヘッドカバーはマグネット開閉式。


定価87,000円(税別)。

以外なほどの構えやすさと抜群の安定性と確実性を是非一度体感してみて下さい!