クラブ職人の徒然草~2 -232ページ目

試打クラブ情報〜③


ユーティリティ(ハイブリッド)クラブの試打を作りました。

いつもクラブはシャフト選び、特に重さを適切に選ぶことが最重要と申し上げていますが、

当工房としてのユーティリティクラブのシャフトフィッティング方針はおおよその目安として

(アイアンセットのシャフト重量)×85%

です。
何故アイアンセットと同じシャフトでは合わないのか。
それはアイアンクラブとユーティリティクラブのヘッド形状の違いによる重心設計の違い。
その違いがスイング中に生み出す人体への負荷の掛かり方が違うから。
が当工房としての考え方です。

実際、セットの中でユーティリティだけが振り難く「浮いてた」のがシャフトの変更で違和感の無いクラブとして武器になった、と言う事例はとても多いです。

例えば128g平均のダイナミックゴールドS200がアイアンセットならユーティリティは
128×0.85=108〜109g

105gのモーダス105Sなら
105×0.85=89g

ただ、実際のところ、120g位以上のアイアンシャフトの方には合わせるユーティリティシャフトは選びやすいんですが、
100g台以下のアイアンシャフトに対して、となると重さだけで合わせにいくと80g〜90g台のカーボンシャフトが選択肢ということになり、これでは今度は硬度のながれが合わなくなります。

逆に重いユーティリティシャフトが合う計算、とはいえ、その方のスイングタイプによってはそこまで重さを上げず硬度はキープしたい。という場合もあります。

ユーティリティシャフトのフィッティングはどうしてもやや幅を持たせて考える必要があり、実は中々デリケートなんです。

今回はカーボンシャフトを3種類。

ヘッドはテーラーメード社のRBZ-2-21.5度。

写真右:KBSシャフトのTGI-80。
カーボンのアイアンシャフトで約80g、41.0"の一本取り、各重量ワンフレックス、という設計。
先端ノンカットで
クラブスペック:
39.75"
369g
D-2.2
振動数300cpm

シャフト自体のバランスがややTipヘビーで、振動数ほどの硬さは感じませんが、ヘッドが先に走るようなしっかりした振り心地です。

写真中:ファイヤーエキスプレスUT-HRテクノロジー6-F2(S)。
六軸組布シート+トレカM40Sという、UT用とは思えない贅沢な素材使用。
同シリーズのFW同様、ヘッドスピードとミート率の両立を感じます。
クラブスペック:
40.125"
353g
D-2.2
振動数252cpm

こちらは逆に振動数ほどの軟らかさ、頼りなさは感じられず軽快なスピード感のある振り心地です。

写真左:クレイジーSTP TOUR95
カーボンシャフトながらステップがあるという設計で、各重量ワンフレックスのアイアンシャフト。

クラブスペック:
40.0"
393g
D-1.8
振動数315cpm

数値とおり、かなりスピード感と硬度を感じる振り心地ですが、アイアンにDG-S300やX-100、モーダス125-Xや130-X等のスピード感のあるしなりのものを使用して、フラット目のヘッドプレーンでスイングする方には同じタイミングで振れて良いのではないか、と思います。

是非一度お試し下さい‼️

政やんより


とあるゴルフ工房ショップでご店主からけんもほろろの対応をされ、

ここに来てやっぱり「下手は来るな」みたいな対応をされたらもう二度と工房には行くまい、との思いを抱いたNさんが当店に「アイアンセットの相談に」と来られたのが2年前。

話を伺えば同い年と分かり、その飾らないお人柄が好きで、
同い年やねんから頼むからその敬語止めてくれ。とお願いし、

そのアイアンセットを皮切りにウッド類も沢山作らせて頂きました。

ご自宅から当店まで小一時間のお散歩で来られるんですが、
今しがたヒョイと顔を出して「お口汚し。」とだけ言い置いて帰って行きました。

政やんらしい友情(愛情?)の示しかたやなぁ、と。

ご馳走さまです。今日の仕事終わりに有り難く頂きます✨😌✨




三浦技研TC-101試打クラブ完成


来年1月に新発売予定の三浦技研の新作

TC-101

7番の試打クラブが組上がりました。

シャフトは最大公約数的なところでモーダス120-S。

お貸し出しも致しますので是非一度お試し下さい。

僕自身の第一印象

なんと楽なクラブやなぁ!