シャフトの内部破断
フェアウェイウッドの試打クラブを作り直しました。
同じシャフトで同じヘッドを付け替えて、同じスペックの2回目です。
付けてあるヘッドがよく飛ぶと評価の高いモデルなんですが
それだけにヘッドの重心設計もちょっと特徴的。
誰にでも合う素直なシャフトの筈なのに何故か打ちにくいのはそのせいか、と思って居ましたが
先日のラウンドで使ってみて明らかに挙動がおかしい。
このおかしさは以前に超高弾性素材の(その分だけ脆い)ドライバーシャフトの事故品を打った時の感触、現象と全く同じ。
表からの検視では全く分からないのですが実は内部で破損が発生している、という状態と判断しました。
作り直した試打クラブは当たる当たる!
よぉつかまってよぉ飛びます。
原因は幾つかあります。
①運送中に段ボール箱に縦方向に潰れの力が加わった。
②硬さを見ると称してクラブを地面に立てグリップエンドを上から押し付けてたわました。
③バッグから抜き取る時に斜めになって口枠に引っ掛かったのを無理矢理抜いた。
④キャディバッグの輸送中に逆さまになる、上から強い力が加えられた。
等々。
シャフトは横にたわむ分には少々の事では折れません。タイガーがレディス用のシャフトをフルスイングしたって折れません。
でも縦方向の潰す力や、中間に支点が出来ての曲げにはとても脆弱です。
「君、どんな硬さのシャフト使うてんねん?」なんて言いながらシクラブを押し付けるオッサン、いてるでしょ?
絶対触らせたらあきませんよ。
因みに上述の①の状態でシャフトが配達され箱が潰れている場合、全て運送会社に賠償を求めています。
こないだまで調子よく打ててたクラブが急におかしくなって当たりさえしなくなった。
そんな経験ありませんか?
かなりの確率でシャフトの内部破断です。
これ、振動数を測ってもセンターフレックス計で硬度分布を測っても、全く数値に出てこないから厄介なんですよね。




