THE-G Deep Milled Groove PUTTER | クラブ職人の徒然草~2

THE-G Deep Milled Groove PUTTER



シンプルで男前なルックスながら設計は高性能

そんなヘッドを作ってくれるのが

THE-G(ザ・ジー)

パターの新製品が3機種出ました。

セミワイドブレードタイプ

マレット(角型)

マレット(ラウンド)

共通した設計の特徴は
①ヘッド重量が350~351gの軽量
②インパクト感のよい深めのフェイスミーリング
③ロフト6度のハイロフト

今回はマレット(ラウンド)で試打クラブを作りました。
バック側がフェイス面と平行になった丸形マレットで、アドレスに安心感のある形状でハイロフトパターの特徴を良く出せるのではないか、と思っています。

世の中のパターの主流は「インパクト直後からボールが順回転することで転がりが良い」で、そのためにフェイスの溝の切り方を工夫したり、ロフトを立てたり、という設計になっていると思います。

が、

個人的にはこのTHE-Gパターシリーズのハイロフトの設計意図に全面的に賛成です。

パッティングは(基本的には)芝のグリーンの上で行います。

ゴルフボールの重さはルール上45.93g以下で、ほとんどのボールが約45g。

マークしてボールを置き直し、マークを取り、アドレスをして、打つ

この置き直した直後から打つまでの間に45gのボールは確実に芝面に少し沈みます(多分コンマ数ミリ)。

この状態からボールにいきなり順回転を与えるようなフェイスコンタクト、ということは芝面に僅かに沈んだ抵抗を受けたままボールは押し出されることになります。

ボールの置かれていたところの芝がどんな芝目になっていたのか(順か横か逆か)、たまたま密集した芝の上で浮いていたのか、やや疎な状態の芝の中に置かれていたのか、

上述のインパクトではそういうボールのライのほんの僅かな違いがインパクト後のボールの転がりに相当影響すると想像できませんか?

ハイロフトパターの発想は「ほんの僅か芝に沈んだボールを必要最小限のロフトで一旦脱出させてやり、前方に推進力を得た状態で再度芝面に接地させてやることで初めてきれいな順回転が発生する」という単純な物理現象です。

6度のロフトで水平よりほんの僅か上方に打ち出されたボールはほとんど無回転で打ち出されます。
そのボールが地面に接地した瞬間、その抵抗力によってボールは順回転を始めます。

つまり、与えられたインパクトのエネルギーを最小限の抵抗で最大限の転がりに転換する、ということです。

素材はジャーマンステンレスと同じ組成のステンレスSUS303からの完全削り出し。

ヘッド単体価格は75000円(税別、専用HC付き)
*角型マレットのみアルミ合金フェイスインサートで85000円

これは是非一度体感してください。
コースでのラウンドにもお貸出しいたします。