三浦技研 MCWヘッド加工見本 | クラブ職人の徒然草~2

三浦技研 MCWヘッド加工見本


三浦技研社のヘッドカスタムシステム

MCW(ミウラ・クラフトマン・ワールド)

ヘッド各部の角度、寸法、重量の別注指定だけでなく、メッキ仕上げ方法や刻印カラーの指定も出来ます。

どの仕上げ指定が実際どのような仕上がりになるのか。
これはやはり現物を見たい!

というご要望にお応えして主な仕上げサンプルを作ってくれました。

写真左から番手、仕上げ名、指定記号は
5番:ディープサテン→D-21
6番:ミラー→D-14
7番:サテン→D-21
8番:サテンミラー→D-23
9番:ホワイトクロム→D-51
PW:ブラックボロン→D-52

5〜8はWニッケル・クロム。つまりニッケルメッキを2層重ねた上にクロム層のメッキが載る3層メッキ。

最も対磨耗性、対腐蝕性に優れており、シャフトを抜くときにネック部分にバーナーの炎を直接当てても大丈夫なほどです。

サテン、ミラーの違いはヘッド自体の下地仕上げも少し違うのですが、基本的には表面の仕上げの違いです。
メッキ自体の強度は同じです。

9番のホワイトクロムは下地がニッケル1層ですが、クロム層の強度は変わりません。

PWのブラックボロンは下地ニッケル1層で錆が出にくくしてありますが、クロムほど強いメッキではないので、黒染めほど弱くはありませんが使用により細かい傷が付き、ソールやフェイス打痕部分が剥離します。

貴方の頼れる相棒になるアイアンのオーダーのご参考になさって下さい。