2016年 | クラブ職人の徒然草~2

2016年

当ゴルフピットは本日が2016年の最終営業日です。

 

来年は1月6日(金)より通常営業させていただきます。

 

今年はどの部材のどこのメーカーさんも年末の営業終了日が例年より早めですね。

 

 

2006年の12月に人生を変える大きな出会いがありました。

12月27日に初めて師匠のお店を訪ねて丸10年になりました。

 

来年春の4月3日で工房開業10年になります。

 

沢山のお客様方、師匠、同門店、関係先、お取引先に支えていただいてきました。

また、今年もたくさんの新たなお客様方とご縁をいただけました。

 

ここにあらためまして深く御礼申し上げます。

 

 

先の記事で「正しい組立のクラブ」についてのお話をさせていただきましたが

 

「良いクラブ」の条件には「正しい組立=各部材の特徴・持ち味と性能を生かし切る組立」ともうひとつ並んで重要な要素があります。

 

それは「適切にフィッティングされていること」

 

クラブはそれ単体で評価されるべきものではなく、常に「○○さんが使う」という冠詞が付いて評価されるべきものです。

 

いくら正しく作られたとしても、

シャフトがフィットしていなければ、

ロフトがフィットしていなければ(主にドライバー)、

ヘッドの設計性質、性能がフィットしていなければ、

各部角度がフィットしていなければ

グリップの太さがフィットしていなければ、

総じていえば「スペック」がフィットしていなければ、

 

そのクラブは「その方にとって」は決して使いやすく良い結果をもたらすクラブにはなりません。

 

そのスペックをどう決めていくか、は使用者の体力(筋力)、体格、そしてスイングのタイプまでを見極めること。

(技術レベルではありません)

 

それに対して各部材を評価すること(シャフトの重さ、硬度、しなり性質を考え、ヘッドの設計上の性質を評価する。グリップの太さ・形状を決める)。

 

この二つの「フィッティング技術=使用する部材を選定し、それらを使ってどういうスペックに仕上げるかを決める知識と評価力」が不可欠です。

 

クラブクラフトとして成長進歩するということは(正しい組立技術を持ち合わせることを大前提として)このフィッティング技術(=眼力)をどれだけ向上させられるか、ということだと思っています。

 

「その方」にとっての打ちやすさ、易しさとは何か。を考え答えを出す技術です。

 

今年2016年は特に「スイングタイプとのフィッティング」という命題について多くを学べた一年でした。

 

多くのディスカッションにお付き合いいただき、多くのサジェスチョンをいただいた森本プロにあらためて感謝申し上げます。

 

一人でも多くのゴルファーが幸せな気持ちでプレーできることに少しでも貢献する。

 

大事な、不可欠な相棒であるクラブを任せていただける=信頼をいただけることの重さに誠心誠意応える。

 

この初志を胸に刻み直して2017年、10周年の一年をしっかり歩いていきます。

 

相も変わらずの駄文ブログにお付き合いいただきありがとうございます。

来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

皆様、どうぞ良いお年をお迎えくださいませ。