本日のお客様ですが、ドライバーのロフトは10.5度。
3Wは15度。 5Wは18度。
UTは21度と24度でした。
なぜこのようなロフトになったのですかとお聞きしたところ、えっこれが普通でしょと!
このお客様のダイナミックロフトは、すべての番手において相当多めです。
そのような打ち方になってるのです。
ダイナミックロフトが多いのであれば、先端硬めの元調子のシャフトにすればよいと思われる方が多数いらっしゃるのですが、
シャフトのしなりが〇〇センチ増えても、実際のロフトは〇〇度しか増えません💦
これは物理ですし、いくつかの論文でも発表されてる事柄です。
しかし、このような物理を無視してるのが、日本のゴルフ界なんです。
またフィッターさんたちの中には、残念ながらこのようなことを知らない方もいらっしゃるようです( ;∀;)
そうすると、この方はどうすれば良いのかですが、ダイナミックロフトを減らす打ち方をするのか、その打ち方が変えられないのであれば、ロフトを変えるしかありません.。
そういうところがフィッティングであり、お客様にフィットさせないといけないんです。
このロフト選びには、AoAによる〇〇も加味していかないといけないので、ただただ減らすという問題でもありません。
このような考え方は、フィッティングのはじめのはじめなので、めちゃくちゃ簡単なことなんですが、こんな簡単なことも無視し、ただただドライバーは10.5度、3Wは15度と決めつけてしまうところに、フィッティングをしても良いクラブに出会えないというところに結び付くのだと思います。
あまりにもフィッティングを軽く見過ぎているのか、すぐにフィッティング出来ます、習得しましたなんて軽はずみな言動は、後々自分たちの首を絞めることになりかねませんので、じっくりと勉強し、きちんとフィッティングのノウハウをマスターしてから行うべきなんではないでしょうか?