お客様から、ドローボール打たないと飛ばないですよね?っとよく言われます。
ネットで調べても、ドローが飛ぶって書いてあります。
そんなバカなことありませんw
どうしようもない考えです。
例えば、リアルロフト10度のドライバーを使用していたと仮定します。
ドローが出るということは、スイングの軌道に対してフェイスが左を向いたから出るのであり、その場でフェイスを左に向けていただくとわかりますが、ロフトは立ってきます。
立つとスピン量が減るのと、打出し角が低くなるので転がります。
逆に、フェードが出るということは、スイング軌道に対してフェイスが開くので、ロフトは寝てしまいます。 なので、高弾道になり、ランが少なくなります。
10度のドライバーを使っていれば、スクエアな状況であれば10度ですが、フェイスが左を向くと10度以下、右を向くと10度以上になります。
バンカーショットでフェイスを開くとボールが高く上がるのは、フェイスを開くことでロフトが寝るからです。
それと同じです。
じゃー、やっぱりドローが飛ぶのでは?と考える人が多いのかもしれませんが、
弾道の高い人はドローの方が飛ぶでしょう。
しかしその逆の人は、フェードが飛ぶこともあります。
ようは、その人に合った弾道の高さを見つけてあげて、適正なリアルロフトのドライバーを選択すれば、ドローでもフェードでも飛距離は同じなんです。
日本人の弾道の高さは総じて高めです。
これは、練習場のボールによるもので、練習場のボールはボールが上がらないために、上げようとする方が多く、また巷で販売されている大手メーカーの、特に国産メーカーのドライバーは、表示ロフトよりもリアルロフトが寝ているためだと考えられます。
ボールを飛ばすことのできる機械が存在したとして、左に曲がるボールが飛び、右に曲がるボールが飛ばないということがあると思いますか?
右に曲がっても、弾道が低ければボールが転がります。
考えれば簡単にわかることです。
なのにいつまでも、ドローが飛ぶ、ドローが飛ぶ、という訳の分からないことを言い続ける人たちを見ていると、どうしようもない業界だなと思うばかりですwww