昔のドライバーはパーシモン、柿の木でした。


なので割れることもあり、ネックのところに衝撃吸収のためなのか、糸が巻かれていました。


そしてフェイス部分にはいろいろな素材が!


それらは、摩耗したり切れたりで交換しないといけませんでした。

またグリップは革製だったので、滑りやすくもなるために、今まで以上に交換頻度が高かったと聞いています。


それらを修理するのが、ゴルフ工房の本業だったのかも知れません。


お金持ちのするスポーツだったので、それらの交換だけでも相当高かったと思います。

そして、ゴルフクラブを販売するショップも少なかったでしょうから、そんな販売も!



ですが、そんな修理もなくなり、ゴルフクラブは量販店が幅を利かして、大量に仕入れて販売するため、値引きでの対応も厳しく、衰退へと😭


そんな所に、シャフト交換が流行りだし、そこは修理屋さんの工房はお手のものです。


しかし、それでも飽き足らずに、次は地クラブやらを!


反発係数がどうだ、あれがこうだと、大手メーカーの大量生産品よりも優れているとアピールし、なんとか一時代を築くぐらい販売し、現在に!


しかし、蓋を開けてみると、大手メーカーゆえの莫大な資金による商品開発と、一地クラブメーカーの貧弱な商品開発では圧倒的な差があり、反発係数が高いと言って販売していた物も、実際は飛ばないことがわかり、どんどん衰退へ😭



そんな中でも、スパインが、異物が、シャフトが歪んでるなんてことを言いだし、はたまた他で作ったクラブをシャフトが歪んで入ってます、と自店の規格を元に修正するお店も!


それはそれで、自店の規格なので良いとしても、本当にその影響があるのかどうかは定かではありません。


ですが、机上の空論でありますが、こうなりますと謳うものの、真意は定かではありません。


しかし、現在の技術では、そのような事の効果があるのか無いのかは、測定器で測れる時代になってしまいました。


なので、当店ではGEARSを導入したのですが笑


すると、そんな事はいとも簡単にわかってしまいました。


今後、そんなことは簡単に解明され、もしかしたらYouTubeや雑誌が取り上げてしまうと、間違っていたなんてことも💦


そう考えると、机上の空論では限界があり、キチンとした理論のもとに、物理的に考えていかないと頭打ちになる日も来るのではないかと❗️


そう考えると、そろそろ新しい方向性を考えていかないと大変なことになる可能性もあるのでは❓


なので、フィッティングなんですが、これがまた発展途上どころか、原点にも達していない状況です。


弾道測定器を導入したから即フィッティング、なんて馬鹿げたことをやってしまうところもあり、しかし、フィッティングはそんな簡単なことではなく、本当に難しすぎる厄介なものなんです。


なので、このあたりはまたまた一から勉強しないといけないところではありますが、衰退の一歩を辿るゴルフ工房はそんな時間もなく、そうするしか出来ない状況のようです。


そんなフィッティングをしてしまうと、またまた評判を落としてしまうゴルフ工房。


先行きは暗黒の闇。


数年後には、量販店がもっと幅を利かし、あるいは海外資本のフィッティングメーカーが日本進出するのか、あるいはフィッティングはAIに任せるのか、なんにしろゴルフ工房という業種は無くなるのではないかと危惧している所です。