ヘッドスピード40㎧、

 

またまた遅いビックリマークと思われるかもしれませんが、一番多いパターンというか、

もう少し遅いぐらいの方が目立ちます。

 

今回は、ヘッドスピード40㎧ボールスピード60㎧と考えます。

 

この60㎧を超える方が少ないんです。

 

ヘッドスピードが速くても、スマッシュファクターが悪く、ボールスピードが遅くなってしまいます。

 

例えばですが、ヘッドスピードが43㎧であっても、スマッシュファクターが1.4だと、

ボールスピードは60.2㎧です。

 

なので、ヘッドスピード云々よりもスマッシュファクターをもう少し意識した方が良いと思います。

 

 

では話を進めます。

 

 

今回はそのボールスピード60㎧(134.2mph)だと、どのあたりのデータが理想的なのかを見ていきます。

ただ、この数値が絶対ではありません。

 

この設定だと真っすぐ飛んでの話です。

少しでも曲がるとデータは変わるので、あくまでも予測として見ていただければと思います。

 

まずは良く言われる、

①LAUNCH ANGLEが15°、SPIN RATEが2500rpmの場合下矢印

HANG TIMEが5.87s、Maximum Hightは26.9ydで、キャリーは217.1ydとなります。

しかし、AoDは適正に近い感じですので、まずまずのデータだと思います。

 

②LAUNCH ANGLEが13°になると、、ボールの勢いがないために、このLAUNCH ANGLEでは無理があるかもしれません。
SPIN RATEが2000rpmになると、明らかに弾道が低く、

SPIN RATEが2500rpmになっても弾道が低い状態です。

では、3000rpmはというと、適正な高さにはなりますが、キャリーは213.7ydで、着弾地点のスピンも多く、ランが少なくなります。

ですから、このボールスピードで15°以下では飛距離アップは難しく、ボールを上げる方法を考えるべきだと思います。(あくまでも計算値ですのでご注意ください)

 

③LAUNCH ANGLEが17°、SPIN RATEが1900rpmの場合下矢印

HANG TIMEが5.76s、Maximum Hightは28.2ydで、キャリーは218.5ydとなります。

AoDは①と同じくらいです。

 

こう見ると、ボールスピードが60㎧以下の場合は、15°以上のLAUNCH ANGLEが必要になります。

 

ですが、15°が良いからと言って、それを追い求めることはお勧めいたしません。

スイングの問題もあるわけで、15°を追い求めることで、極端なすくい打ちになることも考えられます。

そうすると、また新たな問題点も出てくるはずです。

また、スピンロフトとの影響もあり、ロフトを増やすとSPIN RATEも増えてしまう方も多いので、そのあたりはクラブフィッターと相談して、頃合いの良いところを見つけるしかありません。

 

ボールの上がりにくい人たちに多いのが、3番ウッドの方が飛ぶ、5番ウッドの方が飛ぶ、と言う方がいらっしゃいます。

なぜなのか、を考えていただくと、簡単に答えが出てくると思うんですが爆  笑