USPGAのSPIN RATEを見たいと思います。

 

今回はSPIN RATE。

 

弾道測定器で測ると、スピン多いですね~、少ないですね~のあのスピンです。

 

そして、今シーズン一番多い選手がAlex Noren選手です。

 

今シーズン20ラウンドの平均が、3,270.2rpm

 

その中で一番多かったので、3,965rpm、少ないのでも2,547rpmです。

これを見ただけでも、相当高いな~と感じることが出来ます。

 

今選手の成績はというと、FEDEXのランキングは88位とまずまずなんです。

今シーズンは、ZOZOチャンピオンシップで17位タイ、USオープンでも17位タイという成績です。

 

そんなSPIN RATEの多い選手のDRIVING DISTANCEはというと、

295.6ydの146位タイ、松山英樹選手とは僅か1.7ydしか違いません。

 

そしてHEAD SPEEDは、117.83mph(約52.67㎧)の48位です。

ちなみに松山英樹選手は96位です。

Rory McIlroy選手とは3.2mph(約1.4㎧)遅いだけです。

 

BALL SPEEDは173.23mph(約77.44㎧)

なのでSMASH FACTORは、1.473(235位)です😢

 

LAUNCH ANGLEは8.99°なので、AoAに特徴があるようです。

 

それを紐解くために見ていくと、APEX HEIGHTが108.5ftと67位で、上から数えた方が速い順位になっています。

 

この選手の場合、ロフトのあるドライバーを、AoAがマイナスになることから、SPIN RATEが増えているのではないでしょうか?

しかし、飛距離が出るあまり、曲がりが怖いためにSPIN RATEを増やすことで、方向の安定性を重要視しているのではないかと思います。

 

SGを見ても、TEE-TO-GREENは大変悪く、APPROACH THE GREENよりも

OFF-THE-TEEが悪いことからも、ドライバーに問題があることが解ると思います。

 

弾道を適正にすることだけがフィッティングではなく、その方の弾道を見ながら、色々と細工していくことが、真のフィッティングだと思います。