昨日、所属してた社会人アイスホッケー チームのライブ配信を見て、その後のスタッツを見てたら愕然とした。
両チームともメンバーが10人しかいなかった💦
そりゃ体力温存でゆっくりに見えるほどのプレーになるわね。
僕が現役の頃はチームで30人近く所属してて、試合でも4セット回しができていた。
4セット回しって事は、20人はプレーヤーがいたんですよ。
昨日の記録を見るとディフェンス3人に、フォワード7人💦
ディフェンスは常に誰かが出ずっぱりの時間が長くなるので地獄だわ。
フォワードも2セットしかいないから、出たら出る時間が長くなる(苦笑)
本来は1分から1分半ぐらいの出場時間なんだけど、戻ってきてもあの人数じゃ息が整う前にまた出なきゃならんので地獄(苦笑)
マイナースポーツの辛さだなぁ。
環境も悪いんですよね。
防具はほぼ輸入品。
一式揃えるのに、スケートだけで6〜7万💦
ヘルメット、アイガード(目を保護するヘルメットにつけるやつ)、ショルダーパッド、エルボーパッド、
シンガード(脛と膝を守るやつ)、ホッケーパンツ、急所ガード、グローブ、ユニホーム、スティック。
これだけ揃えると軽くうん十万円(苦笑)
おまけにスティックは消耗品(号泣)
一本結構良い値段。
練習場を確保するにも、貸し切らなきゃならないので、通常営業が終わってからじゃなきゃ借りられない。
借りるのも1時間半でうん万円(苦笑)
借りる時間も学生優先なので、社会人が借りられるのはほぼ深夜(笑)
練習開始は早くても23時。
終わりは翌日。
電車じゃ通えないんですわ。
そう車が必須なんです。
こんな環境じゃ簡単に始められないでしょ(笑)
ジュニアでも親の送迎はマスト。
金も掛かるので、北海道みたいに校庭に水撒いてリンクが作れるような環境じゃなきゃそりゃ大変。
僕らの時代は北海道なら防具が大型スーパーで売ってるって話にみんな驚いたもんです。
僕らは東京育ちだったので、ジュニア時代は練習は早朝の一般営業前。
それができたのもプリンスホテルのジュニアだったから。
品川プリンスに昔は国際基準のホッケーリンクがあったのよ。
そこのジュニアだったから早朝練習が可能だった上に、ちょっと安く練習できたんだよねぇ。
でも周りは金持ちの家の子ばかりで、僕と同級生だけが一般家庭の子だったので格差は感じまくり(笑)
使ってる防具は全然違うし、親が送迎してくれてるし。
僕たちは始発の電車で防具背負って通ってた(笑)
今そんな事までして東京でアイスホッケー やらせる親は少ないでしょうから競技人口も減るばかりだよねぇ。
今はアイスホッケー には厳しい時代なんだなぁって思った次第です。