会社でゴルフの話題になり、

「まだ初心者なんで」などという会話をしていたところ、

役員から「まだ初心者のつもりか」と、突っ込まれてしまいました。
 

私はまだ下手くそなので初心者だと思っています。
 

しかし、役員いわく

「初心者とは始めて間もない人のことだろう。

スコアは別にして丸3年近くやっていれば、初心者ではない」
 

では、私はなんなのでしょう。
 

「それは下手っていうんだよ(笑)」
 

がーん!
 

そうだったのか。

でも、確かにそうかもしれません。

(ちなみに、この役員も最近100を切れずに悩んでます)
 

社内にあった広辞苑(第6版)で調べてみました。

そういえば広辞苑を触るなんて、数年ぶりです。

ちょっとわくわく。

(私が就職したばかりの広辞苑より文字サイズは大きくなっているとはいえ、

おっさんいは厳しい字の大きさです。小さくて見えません)


「初心者」=

「初めて習う人。習いはじめの人。習ったばかりの人」
 

うーん、「初めて習う人」ではないけど、

時間軸が書いていないから、

100年単位で見れば3年なんて習ったばかりだし…。

では、「初心」の意味は。
①学問・芸能の学びはじめであること。また、その人。初学
②仏道に入ったばかりであること。また、その人。

③まだ物事に馴れないこと。世馴れないこと。うぶ。未熟。

④初めに思い立った心。初一念。
 

私の感覚に近いのがありました!

「未熟」です!
 

未熟という意味の初心である者、

ということで、「初心者」でもぎりぎり間違いではないような気がします。
 

「下手人」だと「げしゅにん」になって犯罪者だし、

「下手者」って言葉があるのか調べたら、

与謝野晶子訳の源氏物語にでてくるようですけど、

一般的ではないですよね。
 

いや待て。

この「へたもの」っていいなぁ。
 

これから初心者ではなく

「拙者、下手者ゆえ」って言ってみようかしらん。

下手でも少しは許してもらえるかもしれません。
 

別の視点で考えてみます。

100切りできるようになったらなんて言うんでしょう。

もっと上手な人は上級者ですから、「中級者」ですかね。
 

だとすると、始めてから時間が経つけど、

まだ上手ではない人は「初級者」ですかね。


なんか、それが正確な表現のような気がします。

でも「私、初級者です」って言っても伝わりにくいですよね。

 

バッヂテストとかあれば、

区切りが明確になって分かりやすいんですけどね。
 

なんとも悩ましい表現です。
 

なんて、つまんないことを考える暇があれば素振りでもしろってか。
 

ゴルフ楽しい。ゴルフ難しい。