かなり昔のクラブを使った人なら分かると思うのですが、本当に昔のクラブってめちゃめちゃ難しかったんです。
特にアイアンなんかはスポットで打たないと、まったく飛ばないですし、少しのミスで大ミスになっていたんですよね
ところが今のクラブっていうのは芯もめちゃめちゃ大きいですし、適当にフェイスのどこかに当たっていたら、球はそこそこ飛んでくれるような設計になっています。
この進化によってスイングがどう変わったか?ってことなんですが・・・
一番私がスイングで変わったと思うのは、昔はアップライトにテークバックをして、フォローも縦にしていたんですが、今は完全に後ろにテークバックをして、横にスイングするのが主流ですよね
なんでそうなったか?
ここですよね
これが道具の進化なんですよね
今は先ほど述べたように、かなりアバウトでも球は飛びます。
そして、ボールとクラブの進化によって、ゴルフ場も徐々に飛距離が伸びているところが多いです
ってことは、今のゴルフっていうのは、ある程度パワーゴルフが求められます。
アップライトにあげて縦に振る昔の点で打つようなスイングから、今のような横にスイングすることで、かっ飛ばすようなスイングが主流になったわけです。
どういうわけか、欧米やヨーロッパはもとより、韓国などでもこれが当たり前になってきているんですが、日本だけがいまだにアップライトにスイングする人が多いんですよね
テークバックを後ろに後ろに回す。
上じゃないです。
後ろです。
肩のラインと左腕が重なるようなトップですね。
とにかく今のクラブだとここが重要です。
この左腕のラインが肩を超えないこと。
そのためには右肘を深く曲げない。
グリップをできるだけ顔から遠くに。
このあたりですね。
アップライトの人はだいたいグリップが顔に近づいてきます
トップでは顔とグリップが目いっぱい遠い距離にあるようにします。
顔からグリップを離したいんで、肘はできるだけ曲げたくないって理屈です。
トッププロのほとんどがこのポジションにくるってことは、そのポジションが簡単だって証拠です。
プロは難しいことはしません。
より簡単に打てるポジションを探しているんです。
アマチュアのほうが難しいところから打とうとしてます
男子も女子もほとんどのプロがこのポジションなのは簡単に飛ばせる今のクラブにあったスイングだからです。
このトップポジション。
皆さんも拘ってみてはいかがでしょうか