バンカーだと皆さんフェイス開いて打ちますよね?
それは間違いじゃないんですが・・・
ときと場合によってはバンカーってフェイスを開かないほうがいいことも覚えていたほうがいいと思います。
例えば、雨の後
その他でいうと、砂が薄い
その他でいうと、砂の密度が高い
こんなときは、フェイスを開いて打たないほうがいいです。
何故か?
ある程度ゴルフをやっている人ならみなさん当然知っているとは思うのですが、アイアンにはバンスがあります。
バンスっていうのはフェイスを開けばひらくほどでっぱります。
フェイスの下のお尻のでっぱりですね
サンドウェッジを開発して、アイアンにバンスをつけた人って、そのバンスを調整することでバンカーから出やすくなるっていうのをずっと隠していたらしいんですよねw
今じゃ当たり前のことなんですが、当時はかなり画期的なことだったようです。
何故バンスがあるといいのか?っていうと、クラブが砂に潜り込まないため。
手前をダフってぜんぜんボールが飛ばないってなるのを防ぐためなんですよね
ただ、これって砂が豊富にあるっていう条件つきです。
やってみるとよくわかるんですが、あえて土の上でフェイスを開いて打ってみてください。
トップしまくります。
これはバンスが跳ねるっていう状態で、バンスが下の硬いところにあたると、急激にはねてしまうわけです。
昔は、ゴルフ場ってお金があったんですよね・・・
だから、バンカー砂も頻繁に交換とかできていたわけです。
ところが最近はゴルフ場もお金がないので、バンカーの手入れができないわけです。
バンカー砂の交換って結構お金かかるんですよね・・・
労力もかかりますしね・・・
そうするとどうなるか?っていうと、砂がどんどん、どんどん細かくなりますよね?
みんなに踏まれたりクラブで叩かれるので。
そうすると密度が高くなって硬くなってくるってわけです・・・
それをごまかすために「たがやす」機械とかを使っているゴルフ場もあるんですが、結局はさらに砂を細かくしているのと一緒なんで、密度はそのうちがります・・・
雨が降ったらガッチガチです・・
というわけで、バンカーは、本当にバンスが跳ねるかどうか慎重に考えたほうがいいです。
どっちか分からないときは、硬いかもしれないと思って、対応したほうがいいです。
フェイスをもし開いて硬かったら、カツーンですからね
というわけで、今日はバンカーのお話でした