最近はスマホなども発達をして、明るいところで撮影をすると、本当に綺麗に動画や静止画が撮れるようになってきましたよね
そんなわけで皆さんもよくスイングを撮影していることと思います。
以前にも紹介したかとがあるのですが、スマホアプリの「kizuki」っていうのがおすすめです
これは、自分の動画をスロー再生することや、動画の中に線を引くことができるので、どこが動いているのか、スイングがどういう軌道を通っているのかなどを確認することができるので、是非一度試してみてください
今回のテーマとなるアドレスとインパクトの形についてなのですが・・・
私がゴルフを始めたころっていうのは、アドレスの形に如何に戻ってこれるかっていう時代だったんですよね
さすがに、今のゴルファーでアドレスの形に体を戻そうとする人はいないと思います
基本的には身体もお尻もオープンになりますので、身体が少し回転をしたところでインパクトをします。
ここで議論されるのが、
「アドレスとインパクトで再現されるのはグリップだけ」
という話になります
身体も回転するし、頭も下がってもいいし。。。でもグリップだけはアドレスの位置に戻るんだっていう話ですよね。
これも実際に間違えてはいません。
確かにアドレスの位置に綺麗にグリップが戻っているプロが多いのも事実です。
ですが、よくよく観察をしていると、グリップがアドレスより高くなっているプロが多いのも事実です。
ただ、これだけをみて、グリップが高くなるのは別にいいんだ!!
というわけでもないんですよねw
プロのグリップが高くなっているといいますか、シャフトラインに線を引くと、その上にシャフトが戻ってきているので、手が高いというように見えるんです。
後方からのカメラだとそのように見えます。
ですが、このシャフトが上になっているっていうのは、アマチュアのよくある手元が浮くっていう状態とプロの手元が浮いているように見えるものとは全く違います
皆さんも動画や写真で簡単にできるのですが、アドレスをまずします。
ここで後方でパシャリと写真を撮ります。
そこから、身体を回してインパクトの形をつくります。
そこでパシャリ。
この2枚を比較します。
それだけだと、グリップというかクラブは一切触ってないんだから、同じ位置になりますよね?
ですが、ここからが違います。
インパクトのときには、ハンドファーストでダウンブローになっているはずです。
ですので、アドレスをしていたところから、シャフトが前に傾きます。
前に傾けた状態でパシャリ。
そうすると、あら不思議。最初のアドレスのときのラインより、シャフトラインが上にくるじゃないですか!
つまり、簡単にいうと、アマチュアのグリップが浮くっていうのはアドレスのあった時点で手が浮いて、トゥダウンをしてしまう形になるんです。
プロのは、ハンドファーストで前にシャフトが傾くからなるんです。
これが後方からのカメラで二次元的に取ると似ているように見えるので、アマチュアの方は
「プロだって、手元浮きまくってるやんけ!」って思われるんですが、そうじゃないんですよね
逆にいうと、ハンドファーストで強いインパクトができるようになってきているのに、後方からみたら、手元が浮いているように見えてしまうのは、問題ありませんので、ここは注意です。
ハンドファーストに打つときに前に倒すハンドファーストの人と手元側に倒すハンドファーストがあるのですが、これは好みといいますか、右肩を低く真っすぐ出していくタイプの人は前に倒れますし、回転が強い人だと内側に倒れるので、ハンドファーストにインパクトできていて、強い球がでていたら問題ないので注意してください