需要の価格弾力性と土地基盤整備補助政策の整合性について学習しました。
土地基盤整備とは、農地(私有地)を税金を使用してきれいな形に直すことを言います。
毎年約2000億円もの費用を使用しています。
では、なぜ税金を使用してまで改良を行うのでしょうか。
需要の価格弾力性の点から学習しました。
土地改良を行うことによって、コストが安くなり供給曲線が上図のように変化します。
この時需要曲線が(Ⅱ)のように非弾力的の場合、生産者余剰は小さくなり、農家の利潤が減少します。
即ち、農家側に土地改良のインセンティブがないのです。
しかし消費者にとっては、価格が低下するためメリットがあり
農家のデメリット<消費者メリット
となり、国民全体にとって土地改良すべきであり、政策に合理性があるのです。
需要曲線が(Ⅰ)のように弾力的の場合、生産者余剰も上がります。
そのため農家にインセンティブがあり国が行わなくてもよくなります。
結論として、土地改良は価格の低下を生み消費者余剰を増加させます。
しかし生産者余剰は増加するとは限らないのです。