では、ゴルフクラブメーカーはアベレージ用ゴルフクラブと、
上級者用のゴルフクラブとはどのように作り分けているのでしょう?
1984年に創業の「キャロウェイゴルフ」という
アメリカのゴルフクラブメーカーがあります。
このキャロウェイというメーカー、
創業者が従来のゴルフクラブの理論に捉われずにかなりユニーク、
且つ大胆なクラブ作りをしていました。
その創業者のおっちゃん、
イリー・リーブス・キャロウェイさんはとにかく遠くへ飛ばす事にこだわり、
その結果「低重心」にこだわりました。
つまり、
地べたのボールを打つ時に、
ボールの中心(赤道)よりも下に重心があるクラブで打てば、
ボールに加わる力が増し、ボールが上に上がるという、
言葉にすれば当たり前の事に心血を注いだのですね。
その結果、ウッドのホーゼルをなくして
その分シャフトをヘッドの中から下へ貫通(スルー・ボア構造)させてしまったり、
低くした重心をさらに左右に振り分ける事によって、
多少ミスヒットしても打てるアイアン(ノッチ・ウェイティングシステム)を考え出したりしたのです。
そんなキャロウェイが日本進出当時、OEM(生産委託)していたのが、日本ダンロップだったのです。
そう、いまや「誰でもやさしく飛ばせる」
ゴルフクラブの代名詞ともなったゼクシオ誕生のヒントがここにあるわけです。
参考までに一度、初代ゼクシオアイアンを見て下さい。
キャロウェイの名器と呼ばれた「X‐12プロシリーズ」アイアンとそっくりですから。
さて、以上のことからわかる通り、
いまや「やさしいゴルフクラブ=誰でも使えるゴルフクラブ」という意味であり、
それであればこそ、なおさら始めたての人には目移りして悩ましい事と思います。
やさしいゴルフクラブの選び方
そこで、支配人としましては、「ゴルフクラブは顔で選んで欲しい」と、
言いたいのです。そう、恋人選びの気分です。
顔、つまり構えた時のヘッドの形状です。
いろいろなクラブをよく見てみると、一見同じに見えても実は、
様々な顔をしている事に気がつくはずです。
丸顔、面長、おむすび型など、その中には自分が構えてみて、
第一印象から妙にしっくりくる形というものが必ずあるはずです。
「なんか、打てそう」「かっこいい」「好き」それがアベレージ用だろうと、
上級者用だろうと関係なく、顔で選びます。
何故ならゴルフクラブの振りやすさ、
飛距離など使用者に対して最も大きく影響を与えるのはヘッドよりも、
シャフトだからです。
現在の各ゴルフクラブメーカーの技術をもってすれば、
ヘッドの出来にはほとんど差がなく、どれも優秀です。
ですので、好きな顔を選んだら、次はボディ・・・いや、シャフトを見ます。