シャフトの重さとスウィング | ゴルフ迷宮の館 3 FAIRWAY GANG GOLF STUDIO

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その迷宮から脱出するための道案内を、平成4年よりゴルフスタジオ経営、大手量販店ゴルフコンサルタント経験からブログでご紹介しています。            muziik official shop

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昨日シャフトの軽さについて記事にしましたが、







じゃ、どういう人が軽いのが合うのか、重いのが合うのか。








「プロが60g台なんだから、アマはもっと軽いのが良い‼️」








この文章を判断すれば、プロはアマより力持ち💪というだけしか伝わりません。








そんなことじゃないんです。







プロもアマも人によるが力という観点からはそう変わらないと思いますよ。







プロでもアマでもジムに通い筋トレに勤しむ人達は多いですから。







それより、決定的に違うのはスウィングですよ。








プロはシャフトを上手く使って振れるが、アマは使い切れてないことが多いんです。







プロも松山英樹選手が長年使うのが80TX、マキロイ選手は、70TXと60Xとシャフトにより60g後半から70g前半のシャフトを使う。







タイガーが60TXと60g中盤なのは、歳とともに身体の数か所を故障、手術したことに無関係ではない。







それに、ずっと小さいヘッドに、スチールシャフトを好んでいたが、ヘッドの大型化に合わせるようにスウィングも変え、シャフトも軽くなりました。







身体やパワーに反して軽いシャフトを好むプロは、バックスウィングでシャットに上げる人によく見られます。







当然トップでも、フェイスが空を向くクローズドフェイスです。







ダスティンジョンソン選手が良い例。マキロイ選手は、クローズではなく、トップでフェイスが斜め上を向きます。



















松山英樹選手は、オープンフェイスからアームターンしてとらえるスウィング。








軽いシャフトが合う人は、フェイスローテーション、アームターンなどを使わない人です。







重いシャフトが合う人は、プロでもアマでも、フェイスを開いて閉じて来るスウィングタイプの人に合います。







だから、あくまで、振り方によるもので、プロでも、軽いのが合う、重いのが合う人もいるので、








「プロが60g台だから…」は








短絡的過ぎます。







自分はアマだからと思うのは良いですが、







自分が、フェイスをどのように使うタイプで、どう振ってるのかを見極めないと、








シャフトの重量は語れません。








だから、セルフフィッティングが難しいし、我々フィッターなる職業の人が存在するわけです。







自分のスウィングを客観視出来るなら良いですが、なかなかそうは行かないでしょうね。







そんなことで、巷では、







「プロが60g台なんだから…」などというのは、








風評被害と言うか、ミスリードも良いとこです。







例えば60g台を使ってて220ヤードの人が50g台や40g台にして、230ヤードに伸びたと言うのは良くあります。







そこで、「軽い方が飛ぶ‼️」とすると、ミスリード、勘違いになってしまう。








アマの場合、プロと違いダウンスウィングがそれぞれなので、







フェイスローテーションが出来ない、しない、タメられない人が軽くしたら10ヤードは飛ぶ可能性も多々あります。






そういうことです。






上級者に多く見られる、フェイスの使い方などスウィングが出来上がってる場合、







軽いシャフトでも上手に打たれます。








でも、力入って振っちゃう人は軽いとまず、当たりが悪いんです。






だからシャフト選びひいては、重量選びは難しいんです。