ノーメッキの扱い方 | ゴルフ迷宮の館 3 FAIRWAY GANG GOLF STUDIO

ゴルフ迷宮の館 3 FAIRWAY GANG GOLF STUDIO

迷宮の館とは、ゴルフでしばし入り込む出口の見えない迷い。
その迷宮から脱出するための道案内を、平成4年よりゴルフスタジオ経営、大手量販店ゴルフコンサルタント経験からブログでご紹介しています。            muziik official shop

ご覧頂きありがと〜〜ございます🤗







最近、打感が堪らないと人気のノーメッキウエッジや、アイアンですが、






昨日、West-field氏が、「マジックオイルで手入れしてるのに錆びるんですよ。」と言うので、






え⁉️






どうやってんの?と聞くと、







「使った後に塗ってるんですけどね〜〜」






ちゃんと説明したはずなのに汗






鉄が錆びるのは空気中の酸素と水分と結び付いて、





化学反応することで、酸化鉄になり、錆びが浮くわけですから、






オイルで空気中の酸素と水分と隔絶するのが大事なわけで、





当スタジオで「マジックオイル」と呼ぶものは、





錆び落としではないので、





錆びてなければ水洗いして、完全に水分を取り去り、




乾かしてからオイル塗布で、綺麗な状態を保つわけです。






こんなことは、もう、すごく、当たり前のことなんですよね🤷‍♂️






錆びを取り、油膜で保護するというものもあるとは思いますが、






そういう類のものは、ツルツル、ベタベタすることが多いので、







使う前に拭き取らなきゃならない。






だからもっと金属と密着して表面が滑らないものを見付け「マジックオイル」と称してオスメメしてるんです。






錆び落としして、塗ってるのにネック周りが錆びると言ってたのは、






ちゃんと塗れてないのか、錆び落としが不十分なのか。






その行為を見てないから分かりませんが、






「まっ茶ちゃに錆びてるわけじゃないんで、味と言えば味なんですけどね。」





とも言う。







なら良いじゃん🤷‍♀️と。






氏に理解して欲しいのは、この世の中に、






完璧、完全なものなど、そうはないと言うこと。






彼は素直なので、言い換えると「短絡的」「単細胞」なので、






それをすれば完璧だ‼️とすぐ思っちゃうところが凄いところ。






筆者などは、半世紀生きて来た過程において、






そんな、上手い話しはないと経験してるので、





彼のようにすぐ、信じることは、ほとんどありません。






ただ、彼が信じなくなったら、彼じゃなくなるので、






良いんですけど。







クラブは工芸品でも、美術品でも、ましてや、






宝石ではないので、





使ってるうちに出て来る、経年変化を楽しむのも道具としての魅力でもあるんです。








だから、筆者は、ピカピカのメッキで仕上がったアイアンでも、






ヘッドカバーは着けないで、使います。






コツコツヘッド同士が当たって付いた小さな傷が、






フェイスやソールに着いた跡が、道具の経年変化だと思うし、






それが、使い込んで出て来た「味」というものかと。






デニムに至っては、何年か穿き込んだ風合いを出すために「サンダーでシワを削り、水洗いして出荷する。」






これを「味出し」と言うわけで。






そういう好みもあるということですね。






ただ、アイアンに関しては、マッスルやプロキャビの話で、





キャビティ部分に装飾されたプレートが貼ってあるようなポケットキャビティは、





1個1個カバーした方が良いかも知れませんね。