最近は一昔前まで使われていた3番アイアン、4番アイアンも使う人が減りました。
よく口にする人の常套句が、
「プロでも使う人は少ないのに、アマチュアが打てるわけがない。」と言うもの。
これは、勘違いです。
我々アマチュアと違い、プロは生活が掛かっている。
3番、4番アイアンより、もっと確実に打て、飛距離も稼げるハイブリッドなどのユーティリティーがあるから、
そっちを使った方が得策と言うことでしょう。
市販品でもストロングロフト化したため、
5番で23〜4度なんてものは普通になりました。
昔の3番、4番のロフトです。
ストロングロフトの3番では、上がらないから飛ばないとなり、
使う必要がない訳です。
よく、「3番だから200ヤード飛ばさなきゃ」と、
目一杯振ってミスる人を見かけますが、
「3番だから200ヤード」というのがそもそも間違いの元。
5番のキャリーが180ヤード飛ばない人が3番だからと200ヤード飛ぶ訳はないんです。
5番が170ヤードなら3番は190ヤードで良い。
「ロングアイアンだから飛ばす、飛ぶ。」という認識を改めないと、
バッグの中の飾りになってしまう。
当スタジオの顧客の皆さんで3番アイアンを普通に使ってる人は多いですよ。
それは、ストロングロフトではないので、
3番アイアン21度というのを基準にお作りしてるからです。
自分のスウィングで普通に打てば4番より飛ぶよね
くらいの気持ちで。
![口笛](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/010.png)
「ロングアイアンだから…」
じゃないんです。
筆者も、アイアンヘッドをキャビティにした時、ちょいストロングロフトにしたので、
3番は造らず4番からにしましたが、
それは、ストロングロフトの4番がスタンダードロフトの3番と同じ飛距離だから必要ないからです。
その上はユーティリティがあるし。
9番、11番ウッドなどのショートウッドは簡単ですが、
そういうのは、もっと歳取ってからで良いと思うし、
振れるうちは、ロングアイアンを振りたいと思うのは、
自己満足的な部分が大きく、
スウィングのバロメーターともなり得るんです。
ですから、心の持ちようでは、
ロングアイアンも必要不可欠なものにもなります。