今日の休日は、秋晴れ。気持ちいいですね。
こんな日に、美しい詩とメロディを聴きたくなります。
乃木坂46に『命は美しい』という曲があります。
詩がとても深くて、人生哲学を物語っています。
秋元節が絶好調という感じで、好きな曲です。
詩が美しく、生きてる喜びが伝わってくるんです。
「この曲、最高!」って思わず、心の中で
叫んでしまいました。年甲斐もなく(笑)
詩の1部を引用させてもらいます。
♪
月の雫を背に受けて
1枚の葉が風に揺れる
その手放せば、楽なのに
しがみつくのは何故だろう?
何のために生きるのか?
何度問いかけてはみても
空の果てまで暗闇が黙り込む
夢を見られるなら
この瞼を閉じよう!
悩んでも、やがて夜は明けてく
命は美しい 初めて気づいた日から
すべてその悲しみ、消えていくんだ
永遠でないもの 花の儚さに似て
その一瞬一瞬が生きてる意味
♪♪
この詩を聞かされると、人生何度でも
やり直しがきく・・・そんな気がします。
それに、自分の心の痛みを感じ、その上で
相手の心の痛みを感じられるようになる!
こんな実話が確信をもって迫ってきます。
実は、乃木坂46内で、こんな話があったようです。
数年前にメンバーの西野七瀬と秋元真夏が
選抜発表で受けた衝撃。そして、ふたりの間に
起こった心の溝。ふたりは、お互いの心の
傷を感じ口もきけなかったといいます。
何が原因かはここでは書きませんが、
その数年後、休業していた秋元が復帰した時、
素晴らしい出来事が起こったのです。
乃木坂のライブ会場で『制服のマネキン』という
曲を歌う前に、西野のファンへのアナウンス。
「真夏、〇〇〇〇。一緒に〇〇〇〇!」
と言ったのです。
(関心があれば〇の中の言葉は、
ネットで調べてみて下さい)
場内では歓声が上がりました。
ふたりの溝が氷解し、真の友情が芽生えた瞬間でした。
ファンの間では、今も美談として語り継がれているはず。
心の傷を抱えた西野が、同じく傷を抱えた秋元のことを
思いやり、受け入れた瞬間でした。
勇気ある言葉だと思います。なかなか言える言葉じゃ
ありませんから。
相手の心の傷を思いやり、それを言葉に出すこと。
これは、とても美しい行為だと思います。
本物の愛を感じます。
グループ内での激しい競争がありながらも、ふたりは、
こうやって緊張感あふれる状況を突破したわけで、
人間として大きく成長しているはず。
見習いたいですね。
『命は美しい』の歌詞は、この美しい出来事も
投影している気がするんですが。
いい曲です。