その昔、旧ソ連の女性宇宙飛行士、ガガーリンは
「地球は青かった」と明言を残しました。
地球の青、それも神様が造った青、
私は、一番好きな色です。
自然界には、海、川、空、など大自然には
必ず青色があります。
その青色にも、濃淡があり、群青色、コバルトブルー、
空色、藍色、瑠璃色などなどありますが、
おしなべて心を落ち着かせてくれる色です。
赤系の激しさや食欲をそそる活動的な色とは
対照的で、内省的な色とも言えるのでしょうか。
そんな青色は自然が生んだナチュラル色として、
愛用しています。
この週末から公開されているアニメ映画
『打ち上げ花火は、下から見るか?横から見るか?』
には、名曲『瑠璃色の地球』が挿入されています。
声優を務める広瀬すずが透明感のある声で、
この地球と愛を切々と歌っています。
スケールの大きい歌詞なんですが、何とも
切なく個人の中に沁み込んでくる
内省感が強く残ります。
次の歌詞には、ぐっときました。
♪♪
泣き顔が微笑みに変わる。
瞬間の涙を世界中の人たちに
そっと分けてあげたい
♪♪
松田聖子、中森明菜の両アイドルの声も
素敵でしたが、この新作映画で聴いた歌も
新鮮です。
ところで、この瑠璃色ですが、紫がかった
濃い青色だといいます。ガガーリンの見た
青は、瑠璃色だったのでしょうか?
深くて濃い瑠璃色の地球。
言うまでもなく、さまざまな営みが
行われています。自然も時に
優しく恵みを与えてくれますが、
時には、牙をむきます。
昨夜の関東での雷と豪雨、被害を
受けた方もおられると思います。
花火大会も各地で行われる予定
でしたが、急きょ中止になった所も
多いと聞きます。
打ち上げ花火を下から見る?横から
見る? なんて言ってられない状況
だったようです。
瑠璃色の地球の光と影。
自然の恵みと牙。
こんな相反する地球とわれわれは、
これからも付き合っていくわけですね。
覚悟しなくては!