立秋も過ぎ、暦の上では秋ですね。

 

ただ猛暑日もあり、台風の影響で

曇りがちで梅雨みたいな湿気の多い天候も

続き、夏らしいぎんぎらぎんの日はどこへやら?

 

3連休初日の今日も、東京は、曇りがちで

気温そのものは低めです。

 

こんな日に聴きたいのは、澄んだ音です。

 

メジャーな作曲家ではないのですが、

とても清澄な音で、心を揺さぶってくれる

曲を見つけました。といっても、既に

TVのCMやドラマで挿入されている曲かも

しれません。

 

それは、表題のグルック作曲の歌劇からの

「オルフェオとエウデリーチェ」から精霊の踊り

 

これは、ピアノの音を最大限に生かした

清澄なる音の連鎖が響き渡ります。

 

脳内にエコーがかかり、ずんずんと

脳の中を清らかな音が突いて行ってくれる

感覚なのです。

 

哀愁や郷愁といった言葉も当てはまるかもしれません。

 

とにかく美しい音の世界に浸ることができるんです。

 

冒頭は悲し気なセンチメンタルな音で始まります。

 

しくしく泣いてしまいたいような音なんです。

 

でも、そこから立ち上がっていく力が

湧き出てくる感じがします。

 

柔らかな清らかな音。ピアノしか表現できない世界。

 

音楽の美が表現されています。

 

朝少し寝ぼけた状態で、いきなりこの曲を聴いたのですが、

脳がすっと目覚めました。

 

幸せでした。こんな美しい音に出会えるなんて!

 

また、他にも探してみます。

 

美しく清らかな音楽を!!