今日は東京は雨です。

豪雨はなく、しっとりとした雨です。

こんな日に聴きたくなるのが、ショパンの雨だれ

 

水滴が窓ガラスを上から静かに落ちていくように、

しづくが、葉っぱから静かに落ちていくように

 

とても静かでやさしいショパンらしい曲想です。

 

ショパン自身が、雨の日に別荘にこもり、

ピアノ演奏の合間に窓の外を眺めている

姿も絵に浮かんできます。

 

水のしづくって、本当に自然の恵みで

美しく光る時がありますよね。

おなじく自然の太陽の光を借りて。

 

こんなショパンの♪雨だれ♪を聴いていたら、

やはり雨のロマンチシズムに浸れます。

 

ほんのひとときの『ほっとできるタイム』を

音の余韻と共に味わえるのが最高です。

 

日本流にいうとすると、

こんな雨は、慈雨でしょうか。

いつくしみたい雨、恵みの雨・・・・・

こんな雨は、自然が人間に与えてくれた

やさしい一面だという気が強くします。

 

自然描写も巧いショパン。

 

休日の朝、迷いなく

ショパンワールドに浸ってしまいました。