歩くための筋トレについて触れましたが、
最後は目標と、そのためのコツについて
書きたいと思います。
先ず、最近歩く時に感じた気づきを
何点かお伝えします。
先ず、振り出した足をかかとから
着地しますが、同時に反対の足
(後ろ側)の拇指丘で蹴ります。
これが歩行の基本みたいなものですが、
平坦な場所では、これでいいと感じます。
ところで、皆さんは階段の
上り下りではどうされていますか?
というか、普段は意識していない
ですよね。
階段を昇る時、平地と違い、
振り上げた足を前へ、かつ
上方へ踏み出し段差を昇ります。
このとき、かかとから着地。
下の方の足で蹴ります。
ここは、平地の時と全く
同じです。ただ、平地より
ひざに荷重がかかります。
このとき、どうしても足元に
目線が移りますから、
平地の時でいう前かがみ
の姿勢になりやすいんです
(私の場合)。ですから、
いい姿勢で昇るには、
目線を水平にして
今よりも高い位置へ向ける
よう、注意しています。
では、階段を下りる時は?
これが問題です。
結論から言いますと、
2タイプの降り方があるようです。
階段をすたすたとスピーディに
下りる人を見たことがあると
思いますが、走るように下りる
人は、大抵、つま先を先に
着いて下りていきます。
実は、某スポーツ選手の
書籍で読んだ情報ですが、
「階段を下りるときも
トレーニングになるのですが、
当然つま先体重で下りて
いきます」とのこと。
ここで、私は少し迷いが
生じました。歩く時の
基本とは違うではないかと。
でも、よく読むと、階段を
下りる時は、速筋(瞬発力
を使う筋肉)を使うと。
ははぁ、そうかと感じました。
つまり、つま先立ちすると、
瞬発力を使えるんだなと。
例えば、サッカーのGKが
相手のシュートを止めるとき、
必ずつま先立ちしています。
それは、上下左右、前後、
斜め上下、自分の周囲
全方向に対して瞬時に
反応できるよう、つま先
立ちしているわけです。
これは速筋を使える姿勢
なんですね。
だから、すたすた階段を
下りる人は、つま先着地
なんだと納得です。
でも、私は、平地と同じ
感覚や動きで降りたいので、
かかと着地を心がけて
います。これが2つめの
降り方です。
ただ2つ、難しさがでてきます。
かかとで着こうとすると、
足首やひざを深く曲げなければ
ならない。それから、目線が
上りのときと同じで
足元に行きがちです。転ばぬ
ようにしたい本能が働く
ためでしょう(私の場合)。
そこで、目線をかなり高く感じる
水平ラインに戻し、かかと
から着地するよう努力して
います。まだまだ発展途上
ですが(笑)・・・・・・。
下り階段ですから、かかとで
着いても、つま先側が平地
ほど上がりませんから、同時に
着いているように傍からは
見えます。でも、それで
いいのです。かかとから
きちっと着地し、目線を
水平、ベルトラインも水平に
できれば、反対側の上側の
足で蹴れます。蹴れれば、
徐々にですが、速く下りれる
ようになります。ですが、
つま先側で速筋を使うほど
スピードは出ません。
それは、おそらく持久力を主に
使う遅筋を使うためでしょう。
こうやって考えると、階段の
上り下りでは、速筋(つま先側
から神経回路でつながる?)
でも遅筋(かかと側から神経
回路でつながる?)でも
いけることになります。
こうやって自分が使っている
筋肉を知り、意識して使えば
筋肉系列別のトレーニングにも
なるということですね。
深いなぁ、と自分なりに
感動してしまいました。
ランニングで言えば、速筋使いは、
ピッチ走法?遅筋使いは、
ストライド走法?みたいです。
今の私は、どんな状況でも
歩きの基本を徹底して体に
覚えこませたいので、遅筋使い
のストライド歩きを階段でも
使うようにしています。
足の長さに恵まれていなくても(笑)、
ストライドを伸ばせるのは、
かかと着地歩きですから。こっちの
方が、長く歩けば歩くほど、また
階段でもひざなど関節に負担が
かからないのを体感していますので。
また、ゴルフにも応用できます。
それは、傾斜地からのショットです。
上り坂でも下り坂でも、傾斜に沿って
立つアドレスと、ベルトを水平にして
立つ、いわゆる傾斜に逆らって
立つアドレスの取り方があります。
階段の上り下りの応用で
いきますと、後者が私の好みの
アドレスです。実際にクラチャン10度に
輝いた山岳コースのチャンプも後者の
アドレスを好んでいました。
高低差があっても、なるべく平地と
同じ体勢で立ちショットする。その方が
複雑な動きになりにくく、ショットの際に
体のバランスを崩しにくいと思うのです。
さてさて、こんなわけで、基本の歩きを
早く身につけて、どんな場所でも
ストライドをのばして速く歩ける
ようになりたいものです。
思えば、プロや上級者の人は、
ゴルフ場でも歩くのが速いですよね。
まるで小走りしているようです。
もたもた歩いている人で
うまい人はそんなにいないのでは
ないでしょうか?
ちょっと余談ですが、有酸素運動の
典型、エアロビクスの動きは、
歩きの基本とつま先側で瞬時に
動く動作の融合だと思います。
体験されている方はよくご存知
だと思いますが、
”グレープバイン”という振りがあります。
”ぶどうとパイナップル”じゃないですよ(笑)。
横っ飛びに足を振り出していく動きです。
右横に移動する際、右足をやや右斜め前に
横っ飛びで振り出して、かかとで着地します。
それと同時に反対の左足拇指丘で蹴れば、
ダイナミックに横っ飛びできます。
その着後、左足を右足の後ろで
クロスさせ、再び右足を少し横に開き、
左足を寄せて両足をぴたり揃えます。
最後の開いて揃えるときは、
機敏さが要求されますから、
つま先立ちで動くほうが
理にかなっていると感じてます。
こうやって遅筋と速筋、ストライドと
ピッチの組み合わせと使い分けは、
日常の中でも無意識に行っている
ことも少なくないんだんぁ、と
感じます。面白いことです。
とりあえず、当面は、ゴルフ上級者の
ように”走るように歩く”ことを
心がけようと思います。
1日1万歩歩けなくても、続くます。
たまには、階段の1段抜かしなども
取り入れて・・・・・。
さぁ、これから新幹線に乗りに
東京駅へ向かいます。
姿勢や目線にも十分気をつけて、
階段も歩くつもりです。