お客様より先日持ち込まれたPINN G20ドライバー
お客様「なんか、打ってるうちにグリップが曲がってしまってきたみたいなんですが・・・」
う~ん、確かに、グリップが相当開いて入ってますね
しかし、グリップをひねってみるものの、動いている様子はなく、、、
私「グリップは動いていないと思いますよ、ヘッド抜けじゃないですか?」
お客様「え??そんなことあるんですか??」
私「よくあるんですよ~」
とネック部分を見てみると
「やはり・・・」
やや、ソケット部とヘッド部が離れています
この場合、ソケットだけが抜けている場合とヘッドそのものが抜けている2つの可能性があります
経験上、これはヘッド抜けだとピンときたのでお客さまにその旨を伝え作業開始
すると・・・
おおおお、抜けはじめたではありませんか
PING G20 はホーゼルの径が太いため、335tipのシャフトを挿す場合
隙間を埋めるストッパー、セル管等を使用しなければなりません
うちは自家製のこういったものなども複合して使います
隙間を埋めないと装着時に、とんでもない角度で装着されてしまい
本来のクラブの性能が生かされません
もちろん接着強度も問題アリアリです
無事、挿し直し完了
これで安心して打っていけますね
とりあえず、練習中に抜けたりしなくてよかったです
みなさんも、真っ直ぐ装着したはずのシャフトやグリップが曲がってきたり変だな?と思ったら
すぐにお近くの工房に相談してくださいね!
ではでは