グリーン上でAさん(40代)がパターを打つ直前、
「あれ?自分これ何打目でしたっけ?」と言いだし、
「え~っと…1、2…」と数えだした。
それを見てGさん(70代)が「数えるのは打ってからにして」と注意。
いや確かにそうだけど、それは正論だし間違ってはいないかもだけど、
そこまでスピーディに進めなきゃいけない、そんな状況でもなかったし、
数えたところで数秒のことだろうし、個人的には全然気にならなかったし。
なんなら、パッティング前に四方八方から眺めてから打つGさんが普通に迷惑。
正直「時間ばかりかけて、なに見てんの?」って思ってた。
Aさんに注意するくらいなら、その時間使って自称ライン読みしてろって思った。
軽くムッとしたAさんはパッティング後に、
何故かボクに「申し訳ありません」と謝ってきたので「大丈夫です」とだけ答えた。
そんなGさん、
今度はボクがバーディパットを外し「お先です」とパーパットも外すと、
「もったいないなぁ。せっかちなの?」と言ってきた。
何より、Gさんは「お先」と言いながら一旦マークして、
ボールに書いてあるラインをじっくり合わせ見てから打つ。
もうそれ「お先」じゃなくて、自分の番の時にやれよってペース。
「一旦マークしてから打てば?そしたらいいスコア出そうなのに」と要らん追加。
めんどくさいから無視したら、「え?聞こえてる?」って言ってきたw
「じじーに聞こえてる?は言われたないわw」って返そうと思った瞬間、
Aさんが「ひと言余計なんだよなぁ」とGさんに。
いや、これボクに売られた喧嘩なんだけど…とか思いつつも、ボクは一旦見学することに
もう一人の70代の人は我関せずを守り通している。
ボクより少し年上なAさんだけど、
彼もまた「考えてから言う」っていう能力が、ボク以上に欠落してる人物のようだった。
疲れる一日になりそうだなぁ・・・と隠れてため息をつくボクであった
※画像無断拝借m(__)m
さて、話は食事休憩の後の後半からです。
390ヤードPAR4。
表示は390だけど、多分370ヤードくらいだと思う。
緩やかな左ドッグで打ち下ろしのホール。
ティーショットは4番ウッド。少し右を狙ってみた。
右に真っすぐ飛んでったナイスショット。
2打目、残り(もちろん推定ですw)140ヤード弱くらい。
8番アイアンで。
なんの難しさも感じなかったのに、トップしてグリーン手前のバンカーに。
なんでトップしたのか原因がわからなかった。顔、あがったんかな…?
3打目、アゴがちょっと高いけど、普通のバンカーショット。
出すだけなら問題はなくカップに近付けたいけど、ここは乗ればいい。
ボギーまでならOKで、絶対ダボにしちゃいけない場面。
思ったよりは全然近付いてくれたけど、それでもパーを欲張ってダボはダメ。
しっかりさらに近付けてOKボギーの距離に。これを無事に沈めた。
510ヤードPAR5。
打ち下ろしの右ドッグレッグのPAR5。
ドライバーが火を噴いて右隣のホールに
「ファーーー!」と大声で叫ぶとGさん「誰もいないよ」と余計なひと言。
さすがに、慣れた。それだけGさんの「余計なひと言癖」は酷いものでした。
人災ってことで保険効かんかな?って思ったぐらい酷かった。
もちろん、誰もいないのは見てわかる。でも一応言うのもマナーだと思ってる。
だって、”必ずしも全てが見えてるワケじゃない”んだから。これは世の常
「隣ってOBとかじゃないんですよね?」とAさんに確認すると、
「ペナルティは、ないようですね…」との答え。
隣は別コースのPAR4のホールでグリーン方向が同じ。
つまり、プレイヤーがいたとしても打つ方向が同じになっている。
「(出来たら)3打目で、隣ホールからグリーンを狙います」と告げて、
7本のゴルフクラブを持ってダッシュ!
ティーショットで超えてしまった右の木々は、深くまではないものの高さがある。
2打目で林を超えて戻すのは無理だろうと判断して、一旦隣のホールで歩を進め(?)、
林が途切れた辺りからグリーンを狙おうという策略
これが見事にハマる
2打目、後ろから人が来てないのを確認して7番アイアンで進める。
どのくらい距離があるのか全くわからないけど、
このホールのグリーンまでの距離なら150と200ヤード杭の間くらい。
本来ボクがプレイしてなきゃいけない隣のホールのグリーンは、
このホールのグリーンより先にある。
そこから推測するに160~170ヤードくらい打てばグリーン手前辺りになって、
そこまで行けば本来のホールとの間に木々はない。
そして本来のホールのグリーンまで100ヤードはないだろうって予測をした。
2打目を打つ前から「ここから本来のグリーンまで300ヤードはない」と見てた。
3打目、2打目がちょっと右に飛んだけど、左よりは全然いい。
そして本来のグリーンは余裕で見える。あとは距離。
「今、Aさんが打ったとこから(グリーンまで)いくつでした~?」と大声でAさんに聞いた。
Aさんは「120でした~!」と教えてくれた。
「ありがとうございます~!」と礼を言って確信した。ボクの距離は110ヤードだ!
52度で気持ちよく打てた。そしてグリーンに乗ったのが見えた。
そして、約3メートルくらいあったバーディパットが、たまたま入っちゃった
Aさんが「ナイスバーディです!すごっ!」って言ってくれて、
それを聞いたGさんが「え?バーディ?」って言ってきた。
なんだ、こいつ。ボクが隣ホールで何打も使ったとでも言い出すのか?
お前、最初に「(隣は)誰もいない」って言ったよな?
そのくらい、こっちからは隣がよく見えたよな?
と心の中で思いながら「はい」とだけ答えたら、
「普通に打っても(このホールで)バーディなんて見たことないのに、
隣に打ち込んでからのバーディは凄いな!
しかもアイデアも凄いし、それを有言実行したんだから凄い!」と。
凄い何回言うねん。
ってか、なんだよ!
あんた余計なひと言がなきゃ、そこまでイヤなヤツじゃないじゃん!
前半、1バーディ、4ボギー、1ダブルボギーで、41点。
後半、1バーディ、5ボギーで、40点。
最終ホールでGさんが、
「お兄さん、面白いゴルフするねぇ!また一緒にやろう」って言ってきた。
Aさんともう一人の70代の人が息をのんでボクを見ていた。
「この人(ろん☆)、なんて答えるんだろ?」って、明らかにそういう空気を放っていた。
そんな中、地獄の招待状を受けたボクは、こう答えた。
「はい!また、よろしくお願いします!」
間違いなく、その瞬間Aさんと70代の人は「Are you crazy?」って顔をした
もちろん、嘘ですけど
~おわり~