何度も何度も書いている
マネジメント。
今回の基礎勉強会の主役として
予習として
もう一度
マネジメントについて記録しておく。
ゴルフはスコア。
スコアがすべてだ。
飛距離でも精度でも
理論でも道具でもない。
どれだけ飛ぼうが
どんなに精度が高かろうが
どんなに優秀な理論だろうが
どれだけ高価でいいクラブを使おうが
１００叩きは所詮１００叩き。
格好いいスイングで振っても
プロばりのフィニッシュを決めても
アベレージはアベレージ。
優秀なコーチに師事しても
卓越した理論を学んでも
毎日毎日頑張っても
結果が出ていないゴルフは所詮
結果を出せない。
スイングを作ることと
飛距離を伸ばすことと
結果を残すことは別。
まったく別。
そういう考えで
練習を積んでいるゴルファーは
いったいどれだけ存在するだろうか？
スコアは
飛距離やスイングでは決まらない。
頑張っても頑張っても結果を残せない人はとても多い。
そういう人の殆どは
努力が結果に繋がらない人の多くは
結果を出すための努力をしていないから
努力が結果に繋がらない。
じゃあ
どこでスコアが決まるのか？
マネジメントでスコアは決まる。
そういう視点で
もう一度自分のゴルフと向き合ってみないか？
雑誌を読みまくって
ブログを読み漁って
あれこれ手を出しては結果に浮かれ
結果にバカにされ
結果に笑われてきた
そんな自分に足りないものをまた
「他人のゴルフ」から必死で探す前に
少しだけ振り返って
立ち止まって
マネジメントについて真剣に考えてみないか？
もう十分理解していると思うけれど
スイングなんて今日明日で激変することなど絶対にない。
軌道の安定も
フェースコントロールも
頭を残すことだってまだまだなあなたが
そんなひとつひとつを習得するのに
何年もかけているあなたが
何年もかかってしまっているあなたが
半年、一年程度で何が変わる？
そんな魔法の杖があるんだと
まだ信じているの？
そういう自分を振り返ったことはあるか？
私は
今のあなたでも
今のスイングでも
今の再現性でも
今のミスの頻度でも
今の飛距離でも
精一杯の
自分の個性に応じたマネジメントをできれば
たったそれだけで
１０打縮まると本気で思っている。
本気でそう思っている。
どこの位置に立つか
どこを狙うか
何で打つか
たったそれだけのことを
そんな簡単な部分を
ちょっと変えてみるだけで１０打違うと私は本気で思っている。
そういう考え方
したことある？
もし
一度もないなら
そこからゴルフをやり直してみないか？
あなたは十分頑張っている。
あなたが思うほど
あなたのスイングは悪くないんだよ。
あなたが思うほど
上手い人は上手くないんだよ。
あなたが思うほど
あなたは下手じゃないんだよ。
結果を残すための手段を知らないだけ。
包丁さばきが
料理の味を決めるんじゃないだよ。
盛り付けの美しさが
味を決めるんじゃないんだよ。
１００均で買った包丁だって
スーパーの安売りや売れ残りの素材だって
家にある調味料だけで
めちゃめちゃ旨い肉じゃがは作れる。
あなたは
大事な何かを置き去りにしていないか？
必死で
超一流の職人が作った包丁を探していないか？
必死で
高級食材を求めていないか？
必死で
広くて立派な厨房を欲しがって居ないか？
必死で
鉄人のような包丁さばきを再現しようとしていないか？
毎日毎日
家族のために一生懸命料理している
母親だから
あの味が出せるんじゃないのか？
あの味は
１年２年で生み出したものだと思っているのか？
あなたの母は
そんな立派な包丁で
そんな高価な材料で
職人顔負けの包丁さばきで料理をしたのか？
おまえは
一流レストランのフレンチを目指していないか？
ミシュランに載るような店の味を出そうとしていないか？
私は
使い慣れた包丁で
使い勝手のいい自宅の狭いキッチンでいい。
閉店間際の投売り食材で十分。
母親のあの肉じゃがを作りたい。
道具でも理論でも理屈でも形でもない
地道な努力の積み重ねで
自分の身の丈に合った
自分の舌が喜ぶような
誰にも負けない母の肉じゃがの味を出したい。
今の実力で
今の道具で
あと
５打１０打
縮めるための努力をしてみないか？
形や理屈ではなく
スイングとか道具とかでもなく
ゴルフ場で
自分のやっていることを
ゴルフ場で無意識に
当たり前のようにやってしまっていることを
もう一度見直してみないか？
どこに向かい
どこに立ち
何でどこを狙うか
そんな当たり前の部分を
見直してみないか？