今回から


新しいテーマに取り組もうと思う。












人間の体は

動かないとどんどん退化する。









関節は硬直し


柔軟性を失い






筋力も衰える。









月に2~3回程度の練習では

”何の練習にもならない”のと同じで







少しずつでもいいから「毎日動くこと」が人の体にとっては重要。








人には基礎代謝という機能があり

寝ているだけでもエネルギーは消費される。







50歳を目の前に控えた私だと




1日1500kcal程度

自動的に消費されるそうだ。











これはゴルフにとっても重要なポイント。







ゴルフにも「基礎代謝」がある。





何もしないと

どんどん失われるものがある。







ゴルフのスイングは他のスポーツと

大きく違う点があると私は思っている。








それは

体にとってとても無理のかかる姿勢。







その無茶な姿勢はすべて




精度や再現性の基礎であり







その基礎が身につけば身につくほど

関節や腰椎、頚椎といった”人の弱い部分”に大きな負担をかける。










ゴルフスイングを作り上げる上で


その部分は大変重要で






柔軟性を維持できていないと

当然スイング作りにも大きな障害になることは



誰もが知っていること。












何もしないと

人の体はどんどん老化、退化する。







骨や筋肉といった

物質だけじゃない。







考える力や

バランス感覚

リズムなどはもちろんのこと




老化は

洞察力、判断力、決断力、行動力にまで及ぶ。








体を動かさないと



脳もどんどん老化する。












月に2,3回程度の練習場での練習では


退化により消費されてしまう「基礎代謝」のスピードにはとても追いつけない。









練習場以外でできること

自宅でもやれるはずのこと





それを努力と呼ぶことは





すでに何度もここで書いてきた。












練習場=球を打つ場所




その概念こそがアベレージゴルファー養成の発想だと書いてきた。










広い庭のある家に住んでいる人は

素振りぐらいはいくらでもできる。






しかし


都会に住んでいる多くの人達にそんなスペースはない。







部屋で素振りができる練習器具はいくらでもあるし




それこそが努力だと思うが









せっかく行った練習場は

それこそいくらでも素振りができる環境。








何度も出しているが






今回はスイングのイメージではなく


「基礎代謝」で消費されてしまう






「ゴルフエネルギー」を






筋力や柔軟性に


脳や体に「補給」させるための努力のひとつとして






ぜひ見て欲しい。










重く長いものを”軽く振る”ことがスイングのコツ。










1回の練習で


素振りを100回やるだけで






基礎代謝で失われた「ゴルフエネルギー」はかなり補給され








リズムやタイミングやバランスは


素振りで脳がどんどん思い出し











重いものを軽く振るようになる。












素振りをすることは


スイング作りのための手段として大事なだけじゃない。











「重くて長いものを振る」ことは





まさにイメージトレーニングの最たるものであり






振るための筋力を維持させるための

振るために欠かせない柔軟性を向上させるための「補給」になるし







スイング作りには



飛距離アップや上達には








絶対に欠かせない基本的なことであることは私が言うまでもないだろう。











35歳を過ぎて

驚くほどのスピードで変わってきた私の体。






それは何も努力してこなかった罰だ。










40を過ぎ


45を超えると







そのスピードは更に加速される。










その先はまだ体感できていないので


50、60になった方々の考えをぜひお聞きしたところだが(笑











「年齢」という概念は人間が勝手に決めた”数値”であって




年齢で何かを決め付ける人間を見ると

大きな違和感や不快感を感じる偏屈な私だが(笑











現実



加齢によって体が衰えるのは誰にも防げないことであり

加齢による体や脳の変化は誰にも必ず起こる現実。








「上手くなりたい」といつも言っている


その口先は





どこまで本気なのか






言葉や文字ではなく


すべて行動と結果によって判断されていることを知らないアベレージゴルファー達。









練習に行ける回数が少ないことを言い訳にして

道具が自分に合っていないことを言い訳に使い





悪いスコアに甘んじている頭でっかち言い訳ゴルファーこそ









つまり万年アベレージなのだ。












環境は人それぞれだけど



お金や時間に制約がある人が殆どを占めている。










少ない練習場での練習を埋めるために




何をすればいいかを考え

行動に移せばいいだけの話。












練習に行けないと嘆いている人間に限って


家では何もしていない。









練習場に行っても


ばかすか球を打っておしまい。









努力という言葉の意味をを知らない人が




万年アベレージなのだ。












練習場に行けないなら

行った時ぐらい素振りを100回でも1000回でもすればいい。





部屋でも振れる練習器具を買えばいい。






誰でもできる簡単なことすらやらないくせに

そういうやつに限って言い訳をして



そういうやつに限って道具に頼り道具にすがって









何の努力もしてはいない。












何もしなきゃ





現状維持

















ではない。











何もしないと


どんどん失われるゴルフの実力。







ゴルフには基礎代謝があるから。












いいスイングになりたいなら


いいスイングがスコアを決めると言うのなら








いいスイングができる体を作らないと。











いいスイングができる体を作るのは容易じゃない。




それこそ日々の努力が絶対に必要。















そういうことを





厳しく

口をすっぱくして言えるコーチは本当に少ない。







理論や理屈


形や道具には必死になるが。






一番大事な指導を疎かにしていることが本当に嘆かわしい。













練習するにも


練習するための準備は欠かしてはいけない。









何もしなければ毎日どんどん失われてしまうと思え。




あなたの筋力や柔軟性は。












その分だけ



飛距離も精度も落ちていくと思え。










その分だけ



実力は削られていると思え。











失った昨日という時間は

絶対に取り戻せないことを忘れるな。












練習場に出たときぐらい素振りをすればいいのに





必死の形相で打つばかり。









素振りはタダなのにね(笑

















ゴルフには基礎代謝があること





その失われるエネルギーこそが「下手になる」理由であること





練習場での練習は努力とは呼ばないこと




























誰も教えようとしない









私なりの



ゴルフエネルギーという概念を











記録しておく。