夢や目標を持って生きることは


とても大切なこと。







ゴールを設定するから継続できるし


頑張ることもできる。









ゴルフも


明確な目標を持って努力をしている人と






上手くなりたいとか

100を切りたいとか

格好いいスイングになりたいとか





「目標」と「欲・見栄え・見栄」をごっちゃにしている人とでは

その努力の内容は大きく違ってくるもの。






ぐんぐん上達する人と

万年アベレージの差はそこにあると言っても過言ではない。










半年後、1年後に達成できてしまうような

まぐれでもクリアしてしまうような低いものじゃなく








高い目標を持って欲しい。













その志の差こそが


”実力の差”であることは






コーチとして「絶対」といえる部分だから。










目標があるから


目的がはっきりとする。





目的が明確になるから


取り組むべき課題も揺るがない。









それこそが努力の元であり

継続の源であること






気付いて欲しい。










高い目標を立てることは


上達のための「大事な準備」だ。









「自分に合う道具」を必死で探すことが

「理想とするスイング」を作ることが






いいスコアを出すための条件だと
















大きな大きな間違いを犯しているアベレージにはわからないことだろう。










私のブログなど読む必要は無い。








他の



”そういうブログ”へどうぞ。






















私のレッスンでは



必ずと言っていいほど

殆どの初心者やアベレージにやらせているものがある。








それが目標。







前記の目標とは意味が違うが


それと同じくらい大事なもの。









「狙ったところへ打つ!!」



それすらできていない人が圧倒的に多い。









ドライバーで飛ばすことが

大きなゴルフだと勘違いしている下手くそアベレージは







ゴルフがターゲットゲームであることに気付いていない。










ドランバーは飛ばすことが大事なのではない。




”狙ったところへ打てる範囲で”

どれだけ飛距離を出すかが大事なこと。






残り120yまで飛ばして

木の裏スタイミーとか苦手な傾斜になってしまうなら



残り140yの

クリアで平らなライに置く事がバーディやパーに繋がることすら知らない。







280yでOB打ったら


その飛距離は100%マイナス要因。






230yでいいから


確実にフェアウェイキープさせることが









ゴルフというスポーツの本質。















精度なき飛距離など


マネジメントなきビッグキャリーなど










自分を貶めるだけの猛毒でしかない。














大きなゴルフとは


飛ばすゴルフを指すのではない。







「実力のギリギリの範囲でコースを攻略し


最後まで諦めずプレーする」ことこそ









”大きいゴルフ”であること







飛ばすことに固執している奴らは一生気付けないまま終える。












ドライバーでOB連発するレベルが使う言葉ではない。

















目標に向かって

目標通りに打つことがゴルフの本質。








飛距離はその精度を伴ってようやく武器となること

まったく気付けないからいつまでも100叩くのだ。








飛ばせばビッグスコアが出せるという


「大きいゴルフ」だと勘違いしている







ちゃんちゃら可笑しい妄想こそがゴルフを知らないアベレージの本質だ。















目標通りに打つために


あなたはどんな努力をしているの?











私がレッスンでしつこいくらい注意する部分。











オンプレーンやレイドオフなど

そのための手段のひとつに過ぎない。







それが目標に正しく打つための絶対条件ではないのだ。













まずは


真っ直ぐ立てているか?






次に


曲がらない握り方をしているか?







そして


真っ直ぐ上げているか?











スイング理論や道具ではどうにもならない


そういう部分にどれだけ尽力しているかが











努力の質。



















「真っ直ぐ立つ」という単純な課題を


クリアできていないアベレージは非常に多い。









左ドッグレッグの


右サイドのグリーン。







このブログで何度も書いてきた


「右に向き易いホールレイアウト」のひとつ。








グリーン右には少しグリーンから離れたいやらしいバンカー。




「絶対に入れてはいけないハザード」だ。









左はサブグリーン。














ドライバーは見事なドローボールでナイスショット!!







残り150yまで運んできた。








しかし


アベレージにとっては簡単に乗せられる距離ではない。









手前の花道か


サブグリーンとの間に運べたら合格点。









ライは左足下がり。


つまりダウンヒル。






ホールも広く砲台でもないので

プレッシャーはあまりないが







決して簡単な状況じゃない。











目標はグリーン左カラーとピンの間。









セットアップさせてみると








グリーン右端と

入れてはいけないバンカーの間にアライメントしている。









ちょっと薄い当たりで





ほんの少し右に打ち出してしまったり

少しだけフェードしたりしたら









バンカーだ。









ただでさえダウンヒル。


普通に振ったら右に飛ぶライ。









コースってそういう風に作られている。


ゴルフ場はそう設計されている。






それはもう何度も指導してきたし

頭では十分理解しているはずなのに







まだまだまっすぐ立てていない。










”サブグリーンにアライメントして

足元にシャフトを当てて後から見てごらん”






それでようやく目標にぴったり。











「とんでもなく左に向いている感じです」









これが


殆どのアベレージに共通する現実。











ゴルフはターゲットゲーム。









真っ直ぐ立つことは





飛ばすことより

真っ直ぐ打つことより大事だということ



わかっていながらまだ過信している。









その


たった1打が





致命的なミスに繋がり







その日一日のゴルフをぶち壊す怖さがあることまでは

アベレージには理解できない。











上級者は皆知っている。

その1打の重さを。





その1打が

後の3打4打のロスに繋がることをちゃんと知っている。









1mのパットを外して

次のホールまで引きずることのように。




ドライバーでOBばかり打って

その後のホールのティショットが恐ろしくなるように。








不注意で「右を向いてしまった」そのたった1打が

その日の結果を大きく左右することを






アベレージは知らないからそこを疎かにする。











上級者はそれを知っているから



絶対に怠らないのだ。









準備を。












なぜ真っ直ぐ立てないのか?









理由は簡単。










過信だ。







まだ自分は真っ直ぐ立てていると思っている。








スパットを全然意識していなかった。







スパットを決めたら

アドレスに入るときに目標を見てはいけないと






何度も注意してきた。










狙い所を見てしまったら

必ず右を向いてしまうことを







もっともっと自覚しよう。










スパットが決まったら

スパットとボールを結んだ仮想ラインに平行に立つだけでいい。













目標を見る作業は




その後だ。














目標を見ながらセットアップしてしまったら


せっかく決めたスパットが水の泡。













狙ったところに正しく構える。



狙い所に打つという強い意思を持つ。



真っ直ぐ上げて真っ直ぐ下ろす。













自分に足りないのはどれなのか?









ひとつなのか


複数なのか







それをはっきりさせることこそが


課題を明確にする作業だ。











アライメントは


コースでしか矯正できない。









私がラウンドレッスンこそがレッスンであるという根拠。











視界や傾斜が狂わせること

もう十分理解しているレベルになったのだから





過信を戒め

「自分は真っ直ぐ立てない」という意識をデフォルトにしよう。











正しい準備なくして


正しい結果は出せない。










右を向いている自分に気付けず

たまたま少しダフったり引っ掛けて





目標にばっちり飛んで

ナイスオンして喜んでいるのがアベレージゴルファーだ。








それがたまたまであったこと

それが奇跡的なまぐれの1打であることに気付けず









結果におぼれ


結果に満足して終わる。












次の大叩きのプロローグであることも知らず。














真っ直ぐ立つために大事な目印(スパット)は


真っ直ぐ振るためにも不可欠な目印。





これもしつこいくらい


何度も何度も指導している部分。










どんだけしつこく指導しても

やってくれていない基礎トレーニング。











指導者としてこんなに悲しいことはない。










初心者~アベレージの練習では

必ずやって欲しい。






後方に目標を置いて

真っ直ぐ上げるトレーニングを。










真っ直ぐ上げられる

真っ直ぐ振れる人は必要ないが











殆どのアベレージ以下に足りない部分であること


痛いほど実感してきた。









真っ直ぐ上げられない

真っ直ぐ振れないレベルなのに








こんなことすら




やってくれない人に

やろうとしない人に





情熱を持って教える気になどとてもなれない。









フルショットの練習では必ずティアップするようにと

ボールの後に軌道を確認できるスパットを置くようにと




何度も何度も指導してきたのにやろうとしてくれていない現実。










信じてくれていないことが行動ですぐわかる。








教えた人の

そういう現実を知った時




指導者として一番空しさを覚える。









結局



人の話なんて聞いちゃいないんだ(笑








やらないといけないことよりも


やりたいことしかやろうとしない。










単純で

簡単なことすら継続してくれない人に








何が継続できるというのか?












練習で目標(ターゲット)を大事にしない奴に



コースで目標を大事にできるわけがない。













どんなに






動画を撮影して

自分のスイングの弱点を矯正したって






真っ直ぐ立てないのに


真っ直ぐ振れないのに







結果が伴うわけがない。










順序が逆だ。














真っ直ぐ構えられるようになりたいなら


真っ直ぐ振れるようになりたいのなら












努力を継続したいなら


上手くなりたいなら







目標を設定しよう。


目印となる目標を。











それが


アベレージに欠かせない

最初にやるべき大事な準備のひとつであること


























記録しておく。