「なぜラウンドレッスンが必要なんですか？」
逆に聞きたい。
なぜ結果が出る場所で
レッスンを受けようとしないのですか？
練習場でのレッスンなんて
レッスンじゃないんですよ？
スコアって何か知っていますか？
練習場で
ナイスショットやスイングの美しさに
点数を付けるのがゴルフというスポーツなら
練習場での指導は
レッスンだけど
ゴルフは
ゴルフ場でプレーをしてスコアを付けるスポーツであり
そのスコアとは
カップにボールを入れるまでに要した回数です。
あなたが受けているレッスンは
カップにボールを入れるための指導ですか？
違うでしょ？
練習場では
そんなレッスンはできません（笑
ラウンドレッスンとは
ボールをカップに入れるためのお勉強。
あなたが受けているレッスンは
ゴルフが上手くなるためのレッスンじゃありません。
ゴルフが上手くなるために
最低限必要な準備を教わっているに過ぎませんよ。
勉強で言えば
えんぴつの持ち方や削り方
消しゴムの使い方を教わっているだけ。
残念ですが
どんなに頑張っても成績は上がりません。
ボールをカップに入れる
その回数を減らすための勉強ではありません。
忘れないで下さいね。
ラウンドレッスンで
ライの対応やラフの打ち方などは型通りで
スイングチェックを必死でするコーチがいるが
とんでもない。
コースでスイングいじってどーすんだ？（笑
ラウンドレッスンとは
練習場での指導が
どの程度反映、再現できているかを確認すること。
当たり前田の敦子ちゃんだが
コースはスイングを教える場所じゃない。
当然
普段レッスンを受けているコーチに受けることが大前提。
スイングチェックはもちろん必要だが
それはあくまでもチェックする程度。
練習場で指導している課題やスイングが
練習場で打っているリズムやテンポが
コースでどの程度意識しているのか
再現できているのかをチェックする。
メインはそこじゃない。
チェック程度でいい。
また練習場に持ち帰って
その後のレッスンに反映させるためだから。
継続させるための手段でしかないから。
ラウンドレッスンの主役は
常に同じ。
まずは三大基礎。
グリップ
ポスチャー
アライメント
基礎がコースでどの程度守られているか
徹底してここをチェックしなければならない。
アベレージの殆どは崩れているから。
練習場より。
次がマネジメントとジャッジメント。
そしてイメージリーやメンタルチェック。
ラウンドレッスンの９割はこれらに費やす。
その９割の９割は
アプローチとパットに費やす。
マネジメント
ジャッジメントの基本は
パットでありアプローチ。
カップから近いところから
徹底して指導することがラウンドレッスンの基礎。
当然だ。
スイングを変えるには膨大な時間がかかるし
変えてもスコアには殆ど影響がない。
ラウンドレッスンの主体は
常にミニゲーム。
理由は簡単。
スコアに直結するし
殆どのアベレージはそこでスコアを崩すから。
コースでしかできない
コースでしか教えられない
大事な大事な大事な大事なレッスンだ。
ラインの読み方
タッチの合わせ方
狙い所
落とし所
やるべきこと
やってはいけないこと
１ｍが入らない人は
３ｍが寄らない。
３ｍが寄らない人は
１０ｍはまったく寄らない。
１０ｙが寄らない人は
５０ｙは寄らない。
５０ｙが上手く打てない人は
１００ｙが上手く打てるわけがない。
ラウンドレッスンとは
その人の力量を計る所であり
その人の習熟度をチェックする場であり
練習場では絶対に学べないことを徹底して学ぶ場所。
スコアは
作るもの。
出すものじゃない。
スイングなど３年かけてもそうそう変わらない。
アベレージが変えるべきなのは
スイングでも道具でもない。
ラウンドレッスンとは
必死で練習場で上手くなろうとする
道具でスコアを買おうとする
その浅はかさを
叩きのめす場所なのだ。