オムレツは失敗に終わったが

その程度でへこたれる私ではない。






同じ卵料理でも

これなら失敗はない。


$ゴルフ ~修羅の道~



十八番である

フレンチトーストだ。





ベースはダブルソフト。

こいつ以外では作らない。



この厚みと柔らかさが命だから。






牛乳をたっぷり加え

パンが持てなくなるくらい吸わせることが肝。



あとはバターで

弱火でじっくり焼き上げるだけ。






仕上げはもちろん

シナモンパウダーとメープルシロップ。






とろとろに柔らかいフレンチトースト。




主婦歴ウン十年の

料理のシングルプレーヤーにも





こいつだけは負けられない。


負けるわけにはいかない。






試行錯誤を繰り返し

何度も失敗を重ねた。




そんな練習があってこその


自信の逸品。











人生100叩きの修羅が


偉そうなことは言えないのだがw












練習。





練習でいい球を打てないと

コースでもいい球が打てない



そんな練習をしているからアベレージなんだ。






練習場は




できないことを

できるようになるために





”失敗を積み重ねる場所”だ。





間違っても

いい球を打つ場所なんかじゃない。






課題に取り組む場所であり


悪癖を撲滅させる場所であり


未熟さに気付く場所でもある。






いい球を打とうとするな。




特にラウンド前日や

ラウンド直前の練習は




要注意。








練習でいい球を打って

そのイメージを持ち込めるほどの力量が




あなたにあればいいが




私の知る限り

それができるのは一握りの人達。






チョロってもダフっても


スライスしてもフックしてもいいから





課題を。






今日の練習の成果が明日出せるような人などいない。

今日の努力は半年後、1年後にやっと実を結ぶ。





明日のための練習などやるな!!


一晩寝たらすぐ忘れるのが関の山だ(笑





前日の練習は


コースに持ち込む課題を鮮明にさせるための時間にしよう。

どんな課題をコースに持ち込むのか決める時間に使おう。



当日の朝練は

体をほぐすだけのストレッチだ。



それ以上を望むな。

それ以上を欲しがるな。






今日のラウンドの結果は


すでに1年前から決まっているのだ。








前日練習で焦るのが一番いけない。




当日の朝練で

当たらないと嘆くのと同じで。




その練習そのものは1年後の糧には絶対にならないし

翌日のマイナスイメージを作るだけの時間となる。





すぐに欲しがるな。


明日のスコアのための練習など愚の骨頂。







忘れるな。







着込んでいると思うだけで

体は窮屈な動きとなる。






ゆったり振ること。

手打ちにならないこと。





寒さの中ではどうしても

筋肉も関節も収縮してしまいがち。





よって

トップのミスが出易くなる季節でもある。






練習でもコースでも

普段よりボールに近づこう。




体がまともに動かない

出だし3ホールは特にそれを徹底すること。





出だしでトップしまくるアベレージは本当に多い。




毎回ラウンドレッスンで注意してきた。


「もっと近づけ!」



と。





朝一

寒いとき

着込んだ時の大事な基本だ。






体が不自由な分だけ

大きなスイングができなくなるから。






冬の寒さの中の練習は

雨の日にレインウェアを着込んだ時の





いい練習。





レインウェアを着込むと

トップする人が圧倒的に多い。






まさに

半年後の梅雨時期のトレーニングそのもの。









ただでさえ飛ばない季節。


寒さや服装だけで1番手2番手落ちる。








先月までの

暖かい季節と同じ脳みそで居るな。






15度のポカポカ陽気と



2,3度のゴルフが

下手したら氷点下のゴルフが





同じようにできるわけがない。







正しい準備と

正しい心構えさえあれば





練習の内容も充実する。





いい球を打つのではなく



この季節特有のミスをしっかり想定して

この季節特有の飛距離を前提にして






課題に取り組もう。







練習場でやるべきことなんて他にはない。









上手く打てる自分を前提に練習をするな。


コースではもっと当たらないぞ。







私のレベルでは




練習場の球をコースで出せる確率は

せいぜい10発に1、2発。



パットやアプローチも含めての数値だ。





10%~20%の確率だ。





思うように打てない

残りの80%~90%をどう乗り切るかが



マネジメントでありスコアメイクだと私は思っている。







平たく言えば


”ミスして当たり前”の腕なのだ。






あなたの腕がどの程度か


私は知らないが






私の腕ではそんな程度なのが現実。






課題に取り組めば

もっともっとミスの確率が高くなる。





できないことをやろうとする分だけ。






ましてや練習場で

いい球など出るわけがない。



課題に取り組んでいるのだから。






それでいいんだ。










練習に対する取り組みには個人差があるが







練習場で何をやろうとしているのか

見ていてすぐにわかる人は




上級者か



若しくは

間違いなく上手くなる人。







見るだけでわかる。



感じる。







集中している。


そういう人は。





一打一打に一喜一憂していないから。





当然コースでも

そういうプレーに徹することができる。









いい球が出なくて





焦って



立て続けに打ちまくる人は間違いなくアベレージ以下。

10年経ってもアベレージだと感じる。






そういう人は


コースでも100%同じことをやっているから。











私の




練習に対する考え方を記録しておく。










藤田プロ


賞金王おめでとう!






直向で頑なで

努力の継続を大事にしている




そんな練習に対する取り組みは

間違いなく私達の指針となる。









「王者の中の王者」だと





あの控えめな彼が


自分をそう呼んだ。







誰より努力し


誰より頑張った自信が言わせた言葉だと私は理解した。







ろくに練習もしないプロ達へ


ろくに努力もしないプロ達へ






いつも厳しい言葉を発してきた彼だからこそ。









本当におめでとう。