便利な世の中になった。





男やもめでも


10分足らずで簡単にこれだけのものが作れる時代だ。




ゴルフ ~修羅の道~






大好物の酢豚。




レバニラ炒めと同様


おかずのツートップ。






自分で全部作るとなると


豚肉の下ごしらえや素揚げ





とろみ具合や味付けなど




手間もお金も時間もかかるし


なにより経験値が必要だ。









おかげさまで


ゴルフ ~修羅の道~



258円プラス


たまねぎとピーマンだけで簡単に(笑






食を大事にしている私にとっては大変ありがたい。



便利になればなるほど

努力することを疎かにしてしまう。



人間なんて弱い生き物だ。



この手軽さがなければ

間違いなく私は酢豚を食べてはいなかったな(笑







味はまあまあです。


258円を基準にすれば十分でしょう。















努力。


当たり前のように使われる言葉。



言葉は便利だ。


言葉で簡単に人を傷つけることもできるし

言葉は苦しむ人を救うことも可能。



誤解を生む原因になってしまうこともあるし


相手を理解する

自分を伝える手段にもなる。






努力という言葉も

その基準には個人差が大きい。



私は


練習場で練習することを努力だとは思っていない。

コースへ出ることも努力だとは思わない。



上達はすべてのゴルファーの義務だという考えが

私のゴルフの根底にあるから


練習することもコースへ出ることも当然のことだと思っているし




だいたい


楽しいことを努力とは私は呼べない。




お金や時間をやりくりして

練習場へ行く回数を増やしたり


節約してコースへ出る回数を増やすことは努力だと思う。



そこには我慢や苦痛を伴うからだ。





コースや練習場以外でやっていること

取り組んでいるものを


努力と呼んでいる。




フィジカルトレーニングやストレッチ


お金をかけてレッスンを受けることや


会員権を購入してメンバーシップとなりHDCPを取得すること


競技に参加すること




努力とはそういう部分だといつもここで書いてきた。





今までやっていなかったこと


手をつけても継続しなかったこと


できなかったこと



やりたいと思いながらも


やろうとしなかったこと




つまり


やりたくないけど

やるべきことが



努力だと思っている。




飛距離を伸ばしたいと言いながら

飛距離を伸ばすための具体的な努力もしない。


アプローチがバンカーがパットが

下手だ下手だといつも言いながら


練習場ではバカスカ打つだけ。



そんな奴が上手くなるわけがないのにね。





素振りなら部屋の中でもできる。


パットやアプローチなら

6畳間の隅っこや廊下があればいい。


腹筋や背筋なんて10分もあれば十分鍛えられるし


スクワットを毎日続けるだけでも

1年後には別人のような安定した下半身に変貌できる。




脱力することで飛距離を伸ばせる人は

脱力してもヘッドを走らせるだけの筋力が備わっている人だけ。



軸を

左の壁を作れる人は


クラブのすごい勢いを押さえ込めるだけの筋力を持ち合わせている人だけ。




スポーツや運動経験もなく

筋力トレーニングに縁のない人生を送ってきた人には


できないものばかりだ。




楽しくない練習こそ努力と呼べる。




我慢をすること


面倒くさいこと


辛いこと


創意工夫を要すること





それが努力。







努力は必ず報われる。




努力は。








ただし


努力の度合いに応じた

報われ方になることを忘れるな。




1の努力で3は報われない。

1の範囲で報われる。


それ以上はないことを覚えておくといい。







練習場に通うことなど誰だってやっていること。


誰もがやっているレベルの努力だけでは

誰もがたどり着けるレベルの実力にしか成り得ない。




誰もがたどり着けるレベル=アベレージゴルファー





それが私の

努力の概念であり


基準だ。





それ以上をどれだけやれるかによって


上達の上限が決まる。






寒いから

暑いからと


それすら疎かにするナマケモノに上達など夢のまた夢。




やらない者は


望まないことだ。




できっこないことを。








「私は自分のペースで頑張ればいい」



ごもっともな考え方だが

そのペースでやってきた結果が今の実力であることは忘れるな。




今までの

自分のペースを上回った分だけ人は成長する。



仕事も勉強もスポーツも皆同じだ。





目標も同じ。


100を切る努力を必死でやる人は100を切って終わる。



初めから70台を目指す人は

100を切ったぐらいで浮かれないし喜ばない。



達成感など得られない。


満足などしない。



ただの通過点だから。






同じスタートでも


目標意識ひとつで1年後、3年後にはとてつもない差となる。




そのふたりは


努力の質も量も格段に違うからだ。






男子も女子もない。


年齢などもちろん関係ない。






どこを目指すか?


たったそれだけでゴルフに対する見方も取り組みも意識も大幅に変わる。






努力の質や量は



常に



目標意識


目的意識が決める。




100を切るために必死な人は

100を切れる程度の努力しかしないのだ。




ドライバーは150y飛べば十分。


アプローチやパットが下手くそでも簡単。


バンカーが下手なら入れなきゃいい。


OBや池まで届かない飛距離の方がいい。





それが100切りゴルフだ。




そのための努力をすればいいだけのこと。


誰でもできること。





努力と言う言葉は便利だ。


その一言ですべてを網羅できる。





しかし


そこに「継続」という言葉を付け足すと

とたんに怯む輩が多い。



努力の質や量が圧倒的に足りない人達だ。




継続なき努力など


努力じゃない。




アベレージで終わりたくないなら


でっかいどんぶりの中のひとりになりたくないなら





100切りなど目指すな。


その低すぎる意識が努力の質を下げ


量を減らし




過信、慢心の元となる。




頭の中と道具だけでいいスコアが出せると思うようになる。


そんなスポーツなどこの世にはない。




体でやるべきことを


頭の中でやるな。











上手くなりたいなら努力をしよう。





















継続という言葉を添えて。