どうして
そんなに私を挑発するんだろう？
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鳴沢と名の付くコースは
こういう挑発が好きなのか？
クリソツじゃねーかよ。
鳴沢ゴルフ倶楽部の１８番と（笑
わかったよ。
狙えばいんだろ？
上を。
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前回同様
ここだ！！
幸い
同じ鳴沢でも
鳴沢のアソコと違い
奥まで高い木はない。
横一列だけだ。
前回は奥の高い木を越せなかったが
高さ的にはほぼ同じイメージなので
イケる。
一列目は越せたんだ。
絶対越せる！！
スイング？
あほか。
そんなものはどうでもいい。
右端ギリギリに
ドライバー２本分ギリギリ下がり
ティを目一杯高くして
狙い所に目線を合わせるだけだ。
あとは体にお任せ。
右足一本を軸に目一杯どアッパーで振り抜くことは
目線が勝手にやってくれる。
体はちゃんと目線に反応する。
あの日と同じように真芯を捉え
同じ打ち出し角で
右端ギリギリに上がってくれた。
狙った所へ飛んでくれた。
超えた。
できた。
コースで２度再現できた。
あの日のリベンジだ。
超えないと思ってしまえば
５Wでも超えない高さ。
理屈じゃない。
できるかできないかじゃない。
狙うか
逃げるかだ。
逃げることが大事な場面だって多々あるだろう。
挑戦することがすべてじゃない。
あの鳴沢での失敗がなければ狙ったかどうかわからない。
それくらいプレッシャーのかかる高さだ。
この鳴沢でリベンジできても
奥にも高い高い木が連なる
あっちの鳴沢では越せないだろう。
今の飛距離では。
今の私では。
またチャレンジしたい。
今の課題である右からドローでもいい。
木を越すのでもいい。
あっちの鳴沢で。
あの高さを２度出せたことは
私の今後に
大いなる自信となるだろう。
一発はまぐれで出せる。
２度まぐれは続かない。
ドライバーの基礎？
脱力で
思い切りよく振り抜くこと。
それだけでいい。
ドライバーに理屈はいらない。
思いっきり振らなきゃ始まらないクラブだと思っているから。
細かい矯正や微調整はそれからで十分。
長いクラブでやらかすミスの多くは
コースでやってしまうミスの原因の殆どは
振り切れないことによるものであること
私はよく知っているから。