私に



イップスを克服するためのアドバイスなど










私に



イップスを治してやれる力など










ない。













あえて言うなら






「こうすればいい」



なんてアドバイスは絶対に信用しないことだ。











強いメンタルは

技術が常に支えるもの。





私の持論。







イップスの治し方などないが


イップスにかかるには明確な理由が必ずある。






それは決してメンタル的なものじゃない。



入らないから

外すことが怖くなる。






入らないのは

未熟だから。





他に理由などない。









だったら

入らない原因がイップスだろうがなんだろうが




やるべきことはひとつ。








努力以外に何がある?








イップスを治せる人などこの世にはいない。






だいたい

イップスを他人に治してもらおうとするその根性が




大きな間違いだとは思わないか?








飛ばないなら



飛ばすための努力をするだけ。







入らないなら



入れるための努力をするだけ。










それ以外に何がある?









課題を持って


もう一度パッティングを見直す時期なんだ











そういう発想にはなれないものか?











いつルール違反になるかもわからない


中尺や長尺にすがったりせず









もう一度


客観視してはどうだろう?





楽しんでみてはどうだろう?





自分を変えることを。










私はイップスに襲われてから


自分のパッティングフォームやグリップを見直した。











手が震えてしまうのは


握力が強いから。





ゆるゆるで握れば


手は震えない。









引っ掛けてしまうのは




パンチが入ったり

右肩が前に出たり

アウトへ上げてしまうから。





パンチが入らないよう

ショルダーストロークを徹底してトレーニング。



右肩が前に出ないよう

左腕をパターのシャフトと同化させる。



アウトに上げないよう

シャフトを置いて真っ直ぐ引くトレーニング。






怖くて右に押し出すなら

左にフェースを返す練習。






ダフってしまうなら




左肩を下げて構え

フォワードプレスのトレーニング。











パットが入らないことを



イップスが原因だなんて思わないこと。









治せない病を



治そうとするから苦しい。










元々


たかだか趣味のゴルフ。






1mを外したからといって



生活ができないわけでもなければ

殺されるわけでもない(笑










だいたい


1m

2mを



確実に入れる腕なんてお前にはあるのか?

それほどの努力をしてきたのか?






そもそも




1mを

2mを恐れるほどの腕なのか?




そんなにお前は上手いのか?










怖いのは



入らないのは










下手だから。











だったら上手くなりゃいい。











上手くなるにはどうすればいい?














そう





努力だ。












自分のフォームをもう一度チェックしよう。



客観視しよう。









下半身がぐらついてないか?


頭が動いてないか?


左に流れていないか?


真っ直ぐ引けているか?


真っ直ぐ振れているのか?






ボールの位置は?


アタックアングルは?


フォローが無駄に出てないか?





いい音を出せているか?


ヘッドアップしていないか?









イップスなんて






過信

慢心から生まれる





技術不足から始まるもの。











それが本当かどうかなんて私は知らないが(笑












私は自分に



そう決め付けることにした。












もう一度




パッティングを考えるきっかけとした。











課題に取り組むこと。




イップスかどうかなんてどうでもいい。








未熟な部分があるから入らない。




そう決め付けることで

未熟な自分に気付けた。







道具に救いを求めることなく


技術の向上に尽力するようになった。








未熟な自分を見つけられた。










だから入らなかったんだと



結論付けられた。











イップスになったのは









へたくそなくせに





1mは入れなければならないと


自分で自分を追い込んだ結果。







過信


慢心が引き起こしたのだ。












今でも大して入らないが(笑







少なくとも過信はしていない。







1mでもしっかりラインを読み




慎重に

一打一打丁寧に打てるようになった。







へただから。











自分のパッティングフォームをチェックしてみよう。



非の打ち所のない

プロと遜色ないストロークができているなら

イップスに苦しむのも止むを得ないだろう。







今までの実力が

平均28パットや30パット以下なら





イップスに苦しんでも仕方ないだろう。












そうでないなら


間違いなく過信だ。







慢心だ。








努力を怠るから



一打を丁寧に打たないから



入るものだと



外しちゃいけないと



外したら格好悪いと



実力に見合わない自分を大前提としているから







イップスになるのだ。











私は自分に



そう言い聞かせた。











へたなだけだと。




未熟なだけだと。












道具を替えて


克服しても








きっとまた



必ず襲ってくるだろうと。








下手な自分を棚に上げているうちは。














強いメンタルは



常に高い技術が支える。










一丁前に


イップスになるくらい自尊心や過信があるなら







ええ格好しいなら












克服してみろ!!











たかだか趣味のゴルフだ。



何を恐れる?













1mが怖いなら



その1mを確実にぶち込むための技術を身に付けろ!!








イップスだから入らないんじゃない。


下手だから入らないのだ。












克服できれば





高い技術を身に付けられる。














そうは思えないか?









よく頑張った。


やっとそれでこのレベルだ。






まだまだ未熟。







イップスなんて呼べるほど


私のパット数は自慢できるレベルにない。







入らないのは




手が震えるからでも

怖いからでもない。




下手くそだからだ。







他人や道具に頼らず


自分の力で克服してみろ!!










それしか






技術は身に付かないし


強くもなれないぞ。










たかがゴルフ。





悩んでないで


もっとワクワクしながら努力をして欲しい。





上手くなれる余地があるということだ。








克服力は



プレー中のメンタルにも大きな力となる。








ピンチの時


苦しい時


切れそうな時








きっと我慢ができる。









イップスは



そういう克服力を試しているのだ。
















ゴルフの神様が。








神は


人が乗り越えられない試練は与えないらしいから









必ず克服できる。
















道具や





他人のアドバイスに逃げなければ。






















これが



私からの精一杯のアドバイスです。