修羅らしくない題名だな
なんて思ったあなた。
たまにはいいだろ?(笑
アドレスは
左にある壁に寄り掛かるイメージ。
左足~左肩まで
壁にべったりくっつける意識。
グリップエンドをその壁にくっつけて
その構えがインパクトの形。
構えた位置に戻すこと。
ゆっくり下ろせば手首もほどけない。
ハンドファーストを意識しても
ダウンが早くなったり打ち急いだら手首はほどける。
構えた通りに打つだけでいい。
左の壁に寄り掛かったまま。
頭は右足の上。
フィニッシュまで頭は右足の上。
ビハインド・ザ・ボールだけは絶対に崩してはいけない。
ダウンの力ではなく
インパクトの力加減でもなく
ヘッドの重さだけを上手に利用して
手で投げるのと同様に
フォローでゆっくり球を運びたい。
ゆっくり球が落ちてくる
あの時間が好きだから。
なんとか軸とか
なんとかスタンスとか
なんとかプレーンとか
くだらない屁理屈はいらない。
あのゆっくり落ちてくる球を打ちたいと思えば
リズムも自然とゆったりする。
左の壁に寄り掛かったまま
ヘッドの重さだけでゆっくり振るだけ。
繰り返し
繰り返し
あのゆっくり落ちてくる球をイメージしながら。
ハンドファーストは無理に作らなくていい。
グリップエンドを
寄り掛かった左の壁に
そっとくっつけてあげよう。
これで
上手く打てたか
打てなかったかが大事なんじゃない。
これで
上手く打てるようになるまで
繰り返し繰り返し練習して
上手く打てるようになることが大事なんだ。
形やイメージなんて人それぞれ。
ひとりとして同じ感覚の人など
同じスイングの人など存在しない。
継続もせず
上手く打てる手段を探そうとするから
結果ばかりを欲しがり
あれこれ手を出すから
自分のスイングというものが生まれない。
作れない。
正しい打ち方なんてない。
ゴルフに正解などない。
続けて続けて
ずっと続けて同じ意識で繰り返し練習をすれば
どんな教えでも
必ずあなたのものとなる。
教えありき
答えありき
結果ありきではない。
今すぐ欲しがって
得られるものなど何もない。
簡単に得られた技術など
あっさり失うもの。
恋愛と同じ。
自分に理想の相手を求めるような人は
自分に合う道具を必死で捜し求める
恋愛アベレージ。
理想は
崩れたとたんに絶望を与える。
一緒にいる時間に
どれだけ相手を思いやれるか
そこに時間をかける人はきっと
どんな人からも愛される。
理想は求めるものじゃない。
時間をかけて作り上げるもの。
ふたりで一緒に。
理想的な相手と出会えば幸せになれると
勘違いしている人は
恋愛アベレージ。
正しい教えさえあれば
すぐに上手くなれると信じている人だ。
理想の相手と出会えれば
幸せになれると勘違いするのと同じで
正しい打ち方さえ知れば
気付けば
すぐに上達するはずだと思っている。
人とのつながりと同じで
世の中そんなに甘くはない。
恋愛は
出会ってから
時間をかけて信頼関係を築くことが一番大事。
その努力が実るから
お互いが幸せになれる。
信頼や愛情は
理想から得られるものじゃない。
時間をかけて努力することで
やっと得られるもの。
出会いはゴールじゃない。
結婚と同じで
そこからがスタートだ。
努力の。
ゴルフだって
知ってから
気付けてから
学んでから
教わってから
習得するまでに膨大な時間と努力が必要だということ
覚えておいて欲しい。
努力しているのに
ちっとも上手くならない理由は
それだけだ。
自分のためだけに
相手を探し求めるような愚かな人は
せっかく出会えても
せっかく付き合えてもすぐにボロが出る。
必死で繕った外見や自己主張は
あっさり崩れるものだから。
継続あっての努力。
技術を習得するまで続けることが努力。
練習=努力だと思ったら大間違い。
コロコロ変わる課題は
どんだけ練習してもスコアにはまったく繋がらない。
どんな教えでもいいから
続けること。
ひとつだけでいい。
続けること。
課題は
恋愛や
道具と同じで
変えている間は絶対に身に付かない。
半年やそこらで
相手の人柄や人間性は理解できないのと同じで
道具だって
馴染むまでに1年2年は軽くかかるもの。
すぐに結論付けずに
体の一部と感じられるようになるまで続けること。
課題も同じ。
探すのではなく
求めるのではなく
替えるのでもなく
結果が伴わなくても
我慢して続けること。
上手くいかないからと
すぐに投げ出すその幼稚な考えが
上達を大きく妨げる。
上手く打てないと
「この打ち方は私には合わない」と
「この道具は合わない」と
すぐに結論付けることができる人は
力量がある上級者だけ。
90~100レベルの
力量の足りない人に
そんな答えを出せる能力はない。
上手くなりたかったら
強くなりたかったら
継続を。
人間関係と同じで
続けることでしか得られないものが殆どだから。