そうか。




少しは振れるようになったか。









ゴルフは球を上手に飛ばすスポーツじゃないぞ。




クラブを振るスポーツだ。








へたくそなうちはいい。






90~100のレベルなら

球を当てるだけでいい。






その程度のスコアなら小学生でも回れる。









しかしな



上手くなればなるほどな







ミスをする時は決まって










”当てに行った時”なんだよ。








曲げたくない


ミスしたくないという心理が








当てにいっちまうんだ。






球に。








100叩きとおんなじミスをしてしまうんだよ。




プロですら。









だからな






へたくそなうちに振ることを覚えるんだ。








100切りで満足なら振らなくていい。


当てるだけで誰でも100は切れるから。







飛ばなくても100は切れるから。








先々苦しまないように

道具のせいにしないように







今のうちから。


100叩いているうちから。









3年後が全然違うから。











覚えとけ。











練習の最初はブンブン振っとけ。



毎回30発はマン振りしとけ。








空振りしたっていいんだ。


練習なんだから。









その後の練習がすげー楽になるし


それだけで飛距離は伸びるから。











どうせサリーちゃんなんてやってないんだろ?(笑




それくらいやっとけ。













じゃあ




次。













振れるようになったと自覚できたら




前に出るんだ。











クローズドスタンスで。




前に。









アベレージな理由の8割を占めるのが



前後によろけること。







トップで頭が前に出るか


フィニッシュで後によろけるか






どっちかだ。







体重移動は左右じゃないぞ。



むしろ前後に違い。







あなたが知らない基礎の基礎。







普通にアドレスするとそれはできない。









アベレージに






拇指球に体重を乗せろ!





なんて指導をしているコーチは失格だ。








できっこねーだろ(笑


基礎トレやってないんだから。











だからクローズにするんだよ。






前傾維持


下半身主導


体重移動







運動経験もないおっさんおばちゃんに



やれって言う方が無茶だ(笑








カラダで払う覚えるしかないんだよ。









誰でも簡単にできるんだよ。



クローズなら。






打ったら前へ!


打ったら前へ歩き出せ!








1000発も繰り返せば


運動オンチちゃんでもカラダが疼く覚える。








棒を振ると


どうしてもヘッドの勢いで背中側や右足に体重が残りやすい。







誰でも同じ。



物理的にそれは当然のこと。







左足に乗せるのではなく



前に出ることを学ぶんだ。









それが




左足に乗るということだから。









歩くときに



誰でもやる動作。







決して特殊な動きじゃない。








歩く時に考えるか?





右足で踏ん張って


左足を踏み込んで


その左足を軸に今度は右足を前に出して・・・





なんて。









ヤるだろ?



勝手にカラダが(笑









アレでいいんだよ。




アレで。












体重移動は右から左じゃない。














斜め前だ。


大またで歩くぐらいのあの感覚だ。







右利きなら左足で一歩前へ。



左利きなら右足で一歩前へ。







何度も書いたけど(笑











なぜクローズなのか




なぜダウンブローなのか




なぜダウンブローはダウンヒルの意識なのか




なぜ左足前にボールを置くのか




なぜ頭を右足の上に残すのか












すべては




クラブを振る勢いを

あなたが制御しようとしないから。








制御できないから。








かかとに重心が乗ったら


その時点でどスライスが確定だ。








前へ出て



左へ振れ。










びっくりするぐらいバランスのよいフィッシュが取れるから。








すっかりご無沙汰のあなたのカラダでも




勝手に反応するぞ(笑


















脱力のまま腕をしっかり振ること。







前に出て左へ振ること。









クローズに立ったままのイメージで。










それでやっと



普通のスイングに見えてくる。








クローズドスタンスには

スイングの基礎がぎっしり詰まっている。





プロのように


ボールの先のターフを削りたいなら










まずは振ること。





腕を振るトレーニングをしたことがないアベレージに


ダウンブローなど豚に真珠だ。








必要ない。













左足左のドリルは




最低限のヘッドスピードと

ダウンヒルのスイングイメージトレーニングを重ねた人だけに通用するドリル。










それが順序ってやつだ。











まずは思いっきり腕を振ること。






次が






前に出て

左へ振ること。












そこまでマスターしてようやくダウンヒルのイメージトレーニングだ。



入射角をダウンヒル傾斜に沿うように振ること。









10yのアプローチからコツコツと。

それも大事な順序。








いきなりフルショットからなんてやれるわけがない。







10yができたら20y。


それができたら30y。







そうやって


少しずつ少しずつイメージトレーニングを積んで







フルショットでも


左足のつま先の球をしっかり上から捉えられるようになり






ボールがバックスピンの揚力で上がるようになってから










ようやく





ようやく











左足左の出番だ。














左足の前に線を引いて


線に沿って左サイドだけ地面を削る練習を







何千回繰り返しただろうか?







ソールの刻印が削れて読めなくなるまで繰り返した





あの経験があるから










左足の左の球も上から打てる。







バンカーやアプローチから

小さい距離からコツコツと積み重ねた努力があるから





ダウンブローがカラダに染み付いた。



















急がば回れ。







永久不滅の格言だ。












それだけの努力が不可欠なものを


すぐに欲しがるから







いつまでもいつまでも遠回りする。










可哀想だが





その強欲さが努力の継続という一番大事な部分を消してしまう。








すぐに自分もできると勘違いしては

すぐに挫折して(笑




また違うことをやり始める。











ヘタクソの真骨頂だな(笑



典型的なアベレージの脳ミソだ。














モノには順序がある。


スイング作りの順序が。







急がず焦らず


ひとつひとつコツコツと。






コースで70点を取れるまで。











こんなのはまだまだ



スイング作りの









序の口だということ























記録。